どうもRooveです!
Ableton Liveでの楽曲制作に興味がある方に朗報です!
Live 10のエントリーモデルであるLive 10 Liteが、2020年内のみ無償で配布されることとなりました!
Ableton Liveといえば、EDM界隈ではとても人気のあるDAWソフト。
主な愛用者は以下の通り。
海外:Skrillex、Marshmello、Dada Life
国内:☆Taku Takahashi(m-flo)、WONK
Ableton Liveの最大の特徴は、感覚的な操作で自由自在なサウンドデザインができること。
DTM初心者でも簡単にプロのようなサウンドを再現することができるので、初めてのDAWソフトとしてとてもお勧めなのです。
今回は、Ableton Live 10 Liteを導入するべき理由と、その導入手順について解説していきます。有名アーティストたちが愛するDAWを手に入れたい方はぜひご覧ください!
Ableton Live 10 Liteを手に入れることのメリット
Ableton Liveならでは楽曲制作プロセスを体験することができる
Live 10シリーズのエントリーモデルであるLiteは、市販されているDAWソフトではありません。オーディオインターフェイスなどの音響機器に付属する非売品のモデルです。
なので、市販されているLive 10シリーズの最も下位に位置付けられるIntroよりも、機能性は若干下回ります。
だからと言って侮ることなかれ、Liteでも、Live 10ならではの楽曲制作は十分に体験することができます。
本来なら少々高価な機材を購入しなければ付属することがないソフトを無料で手に入れることができるのですから、今回のこの企画は是非とも見逃さないでほしいわけです。
実際にどれくらいの性能差があるのかというところですが、IntroとLiteの差は、一つのソングファイルに立ち上げられるトラック数と、含まれている音源やエフェクトの数のみです。
トラック数について、Introではオーディオ・MIDIを16トラックまで立ち上げることができますが、Liteでは8トラックまでしか立ち上げることができません。
楽曲制作する者にとっては8トラックのみだと物足りないかもしれませんが、簡単なデモなら事足りるケースもあります。
例えば、Ableton Liveお得意のEDM系の楽曲を作るならこんな感じです。
パート | 内訳 | トラック数 |
ドラム | 全パートを1トラックで打ち込み | 1 |
ベース | メインベースとサブベース | 2 |
バッキング | パッドやピアノ等のコードトラック | 2〜3 |
メロディ | シンセリードやストリングス等のメロディトラック | 2〜3 |
合計 | バッキングとメロディで数を調整 | 8 |
なお、8トラックの制限はあくまでMIDI・オーディオトラックのみです。センド・リターントラックはそれとは別に2トラック立ち上げることができますので、空間系エフェクト等の特殊な音響効果も設定可能です。ご安心ください!
続いて音源・エフェクトについてです。
まず、使用できるインストゥルメントの数ですが、これは変わりません。しかし、その中に含まれているプリセットや、その他ループ音源などのサウンドパックには大きな差があります。
Introでは1500種類のサウンドが付属していますが、Liteにはそれがありません。あくまでインストゥルメントにベースとして含まれているプリセットのみだけが使用可能ということです。
また、使用できるエフェクトの数も差があります。Introでは21のオーディオエフェクトと8のMIDIエフェクトが付属していますが、LiteではMIDIエフェクトの数こそ変わらないものの、オーディオエフェクトは12と半数近く制限されています。
ただ、EQやコンプレッサー、リバーブやコーラスなどのベーシックなエフェクトはもちろん含まれていますし、位相変換ができるような中級者以上向けのエフェクトも含まれていますので、こちらも簡易的なデモ制作には十分な数です。
トラック数や音源・エフェクトの種類こそ制限がありますが、基本的なAbleton Liveのワークフローには制限はありません。なので、Liveによる楽曲制作を体験する、ということにフォーカスを当てれば十分すぎるほどだと言えます。
デモ制作時にその操作性の虜になってしまった方をそのまま市販購入に誘導することを目的としているでしょうから、割と妥当な機能制限でしょう。
アップグレード価格で市販版へのバージョンアップが可能
これこそが今回もっとも嬉しい要素でしょう。
Live 10 Liteから上位版へのアップグレードが可能なので、通常版を市販購入するよりもお得に手に入れることができます。
簡単に価格表を以下の通り作成しました。
Intro | Standard | Suite | |
通常購入 | 10,800円 | 48,800円 | 80,800円 |
Liteからのアップグレード | 不可 | 39,800円 | 70,800円 |
LiteからIntroへのアップグレードはできないことになっていますが、Standard、Suiteへのアップグレードは可能です。
いずれも通常購入よりも1万円近く差がありますので、上位版をお得に手に入れたい方こそ今回の無償配布は逃さないで欲しいところです。
Ableton Live 10 Liteの無料入手の手順
お待たせしました。ここからはLive 10 Liteを実際に無料で入手していきましょう。
まずは、クラウド上で楽曲制作ツールのサブスクリプションサービスを展開していることで有名なSpliceの公式サイトから、Ableton Live 10 Liteのアクティベーションコード無料配布ページへアクセスします。
【Splice】Ableton Live 10 Lite無料配布ページ
アクセスしたら、『Download for free』をクリックします。

ダウンロードにはSpliceへの無料会員登録が必須になります。必要な情報を入力して登録しましょう。

会員登録後、再度ダウンロードをクリックすると、瞬時にアクティベーションコードが発行。
発行ページ内にあるLive 10 Liteのインストーラーリンクをクリックし、Live 10 Liteをパソコン上に導入しましょう。

インストーラーでLive 10 Liteをインストールすることができたら、さっそく起動してみます。


起動するとそのままオーソライズを要求されますので、Ableton.comへのリンクをクリックします。Ableton公式サイトでも会員登録が必要となりますので、ここで済ませておきます。
会員登録をすると、直後にAbleton Liveのシリアルナンバーの入力が求められますので、先ほど取得したアクティベーションコードを入力しましょう。ハイフンなしの入力で大丈夫です。
正しく入力されると、そのままLive 10 Liteの再起動を提案されますので、再起動します。再起動をすると、Live 10 Lite上でもオーソライズが始まります。



オーソライズが完了したら、念願のLive 10ワークフローを使用することができます!
トップDJやトラックメイカーたちが使用している環境での楽曲制作を楽しみましょう!
【終わりに】いま勢いのあるDAWだからこそ、この機会に持っておきたい
ブラックフライデーも間近に迫ってきて、これからメーカー各社が様々なセールや無料配布を行うことでしょう。
しかし、Abletonはあまりセールをやらないことで有名です。新バージョンのリリース直前にセールをやることが多いですが、Liveは4〜5年に一度更新が入るペースです。
Live10は2018年にリリースされていますので、直近でセールをやることは考えにくいと思います。エントリーモデルとはいえ、無料で配布している今この時に入手しておくことが望ましいでしょう。
EDMの隆盛に伴い、海外ではAbleton Liveユーザーがどんどん増えています。今後も精力的にメジャーアップデートがされるDAWでしょうし、ここで手に入れないのは本当にもったいない!
Ableton Liveでの制作に興味がある方はぜひ、この機会に入手してみてくださいね!
それでは今回はこの辺で!
また次回の記事でお会いしましょう!
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