音楽好きなら必ず観てほしい音楽アーティストの伝記映画7選

 

どうもRooveです!

 

皆さんは映画はお好きですか? 僕は作曲する際に映画から着想を得ることも多いので、一年に何回も映画館に足を運ぶほど好きです。

特に、一昨年から昨年にかけての映画ラインナップは本当にハズレなしの優良映画ばかりでした。Blu-rayが発売されるのを心待ちにしている作品がいくつもあるので、今からお財布との相談をし始めているところです。

なかでも、この2年間でミュージシャンを題材にした伝記映画が非常に注目されていましたね。

誰もが知っているような伝説的なアーティストを主人公としているので、音楽好きの方から受け入れられやすいこと。また、ドキュメンタリーではなくドラマ調で展開されているので、アーティストは知らないけど単純に映画が好きな人にも受け入れられやすいことが、良い効果を生んでいるのかもしれません。

そこで今回は、音楽が好きな方なら必ず一度は観てほしい、ミュージシャンの伝記映画をいくつかご紹介していきます!

紹介する基準としては、音楽は好きだけどあまり映像作品には興味がない方でも見やすいように、2010年以降に公開された伝記映画に絞ってチョイスしていきます。それ以前の映画も本当に名作ばかりでご紹介したいのは山々ですが、近年の映像技術が優れており、カメラワークが万人受けしやすい部分もありますので、過去の映画はまた別枠でご紹介していきます。

 

それでは、アーティストの生き様を描いた素晴らしい映画たちを堪能しに行きましょう!

 

『ボヘミアン・ラプソディ』 – QUEEN

 

 

何よりもまず見てほしいのは、やはり『ボヘミアン・ラプソディ』でしょう。

イギリス発の伝説的なロックバンドQUEENのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画です。日本では2018年11月9日に公開。

フレディ・マーキュリーという男が、QUEENというバンドと共にどのように世界に羽ばたいたのか。また、スターとして人々から注目される生活の中で何にもがき苦しんだのか。伝説の男の栄光と苦悩が痛いほど鮮明に描かれている、本当に素晴らしい名作です。

本映画では、QUEENのメンバーであるブライアン・メイロジャー・テイラーも制作に加わっており、よりリアリティのある伝記映画を実現しています。

ミュージシャンの伝記映画としては過去に例を見ないほどの興行収入を達成し、世界各国で上映期間の延長を繰り返したことでも有名。映画界の歴史に名を刻むほどの作品となりました。

この映画の素晴らしい点は何と言っても役者の演技力の高さ。昔からフレディ・マーキュリーの姿をYouTubeで見続けてきた僕も正直息を飲みました。

映像の中には間違いなく、フレディ・マーキュリーが降りていました。かつてのQUEENの姿がそこにはあったのです。もはや演技の枠を超えています

ラスト20分のLive Aid(エイズの啓発を目的としたミュージシャンのライヴイベント)のパフォーマンスシーンは圧巻の一言です。フレディの苦悩の全てがその20分間で見事に昇華されている。そしてそれを成し得ているのは、そこに到るまでの役者たちの演技に魂がこもっているからです。

映画を観る前に、いくつかQUEENのライヴ映像をご覧いただいた方がより楽しめると思います。映画を作り上げる全ての人たちの魂が折り重なった結晶を、ぜひ一度はご覧ください!

 

『オール・アイズ・オン・ミー』 – 2PAC

 

 

1996年に4発の銃弾に被弾し、25歳の若さでこの世を去ったHip Hopアーティスト2PAC。劣悪な環境で生活していた少年トゥパック・アマル・シャクールが、どのように2PACとしてデビューしたのか。また、ヒップホップ史上最悪の対立であるとされているアメリカ東西海岸ヒップホップ抗争がどのようにして始まり、なぜ彼は死ぬこととなったのか。最悪の時代を華麗に生きた彼の半生がドラマ調で再現されており、純粋に楽しめるだけでなく、史実も知ることができてしまう素晴らしい伝記映画です。日本での公開は2017年12月29日

映画のタイトルは2PACを代表するアルバムのタイトルから引用しています。アルバム『All Eyes On Me』は発売当時から大ヒットを記録しており、現在に至るまで幾度となくリマスタリングされている名盤ですので、ぜひ一度聴いてみてください。

また2PACは、現在活躍している多くのラッパーに多大な影響を与えた人物としても有名です。エミネムケンドリック・ラマー、日本でもKダブシャインZEEBRAが彼に影響を受けたことを公言しています。それだけ彼のリリックやサウンドは後世に影響を与えているのです。

Hip Hop界の頂点に立ち、瞬く間に犠牲者になってしまったレジェンドの壮絶な生き様をぜひ一度観てみてください!

 

『ストレイト・アウタ・コンプトン』 – N.W.A

 

 

Hip Hopの伝記映画が続きます。

治安の悪いスラム街コンプトンの中で、若き才能たちが集まって結成されたHip HopグループN.W.A(Niggaz Wit Attitude)。彼らがレジェンドとして名を馳せてから、どのような問題を抱えて解散することになったのか。その一部始終をドラマを通して追うことができる作品です。日本での公開は2015年12月19日

N.W.Aは先ほどの2PACのデビューよりも以前に伝説的Hip Hopグループとして名を馳せていたアーティストです。映画のタイトルはN.W.Aのファーストアルバム『Straight Outta Compton』から引用しています。

N.W.Aを語るうえで欠かせないのはやはり、売上金の着服疑惑を起因とするメンバー間の不和でしょうか。爆発的な人気を誇っていた彼らですが、金銭トラブルが発覚し始めてからメンバーの脱退が相次ぎます。そこにつけ込んだのが悪名高き実業家シュグ・ナイトです。天才的トラックメイカーであるドクター・ドレーが欲しかったシュグは、金銭着服問題の証拠をドレーに伝え、メンバー間の絆に綻びを生じさせてからN.W.Aリーダーであるイージー・Eを脅迫し、ドレーの脱退に強制的にサインさせます。シュグはその後、ドレーと共同でデス・ロウ・レコードを立ち上げることとなります。

その頃からメンバー同士であるイージー・Eドクター・ドレーの不仲は続きましたが、イージー・Eもチームを再建するべく、金銭問題を解決したうえで、脱退していったチームメンバーに声をかけていきます。やっと前のように楽しくヒップホップができるかもしれないというところまで来た時に、イージー・Eの身に悲しい出来事が起こって…

ここから先はぜひ、映像をご覧ください! ヒップホップファンはおそらくこの先の出来事もご存知かと思いますが、ご存知でない方はこの映画を見ることでヒップホップ史の片鱗を見ることができます。All Eyez On Meと合わせて見てほしい映画です!

 

 

『マイルス・アヘッド』 – Miles Davis

 

 

アメリカのJazzトランペット奏者であるマイルス・デイヴィスは、ジャズの帝王として全米で人気だった人物です。そんな彼は体調不良もあり1975年に活動を休止し、5年ものあいだ雲隠れをしていました。本作ではそんな1970年代後半の彼の姿が描かれています。日本では2016年12月23日に公開。

マイルスがJazz界に与えた影響は底知れず、デビューしてから亡くなる直前まで、常に様々なジャンルを取り入れた新しいJazzを追求していました。そのため、日本の評論家からはモダン・ジャズの帝王と称されることもしばしばあるそうです。また、人種差別に対して否定的であったことでも有名で、楽曲表現にもそのメッセージ性が強く込められています。

ただ、本映画は伝記映画にしては架空の人物が多く、ややフィクション性が強すぎる印象です。マイルスは安易に拳銃を取り出したりしませんし、ギャングに追われていたという話も聞いたことがありません。

しかし、本作の監督と主演を務めるドン・チードルの姿は間違いなくマイルス・デイヴィスそのものです。フィクションかどうかは問題ではありません。そこにマイルス・デイヴィスを感じることができるかこそがこの映画の醍醐味です。

また、内容のすべてがフィクションというわけでもないのです。彼が前妻と本妻との間で迷い苦しんだことは事実ですし、彼の生き様を感じ取るには十分な作りです。

何より最高なのは作中で流れる極上のJazzたち。これはJazz好きにはたまりません。映像がフィクションだろうとどうでも良くなるほど、美しいJazzミュージックが観る人の心を惹きつけます。

マイルス・デイヴィスの恋愛や音楽にかける想いを、Jazzミュージックを聴きながら堪能することができるので、夜にお酒を飲みながらゆっくりとご覧いただきたい作品です!

 

『ジャージー・ボーイズ』 – The Four Seasons

 

 

ブルー・アイド・ソウル(白人が演奏する黒人音楽のこと)が人気だった時代に名を上げていたフォーシーズンズの活動に焦点を当てたミュージカル作品『ジャージー・ボーイズ』を映画化したのが本作。ロックやポップスが流行していた時代に売れていた彼らが、富と名声を得た一方でどのような悩みを抱えていたのかを描いた内容になっています。日本では2014年9月27日に公開。

フォーシーズンズといえば、フランキー・ヴァリの類稀なる歌声と、素晴らしい楽曲を生み出し続けたボブ・ゴーディオの見事な融合が有名ですね。二人はフォーシーズンズが破綻してしまったあとも良き友人であり、良きパートナーでした。フランキーの歌声にボブが命を吹き込むと、その楽曲はたちまちヒットを飛ばしていくのです。

特に有名なのは、多くのアーティストたちにカバーされている『君の瞳に恋してる』でしょう。日本でもMISIA椎名林檎JUJUなどの女性アーティストや、EXILE三代目J Soul Brothersなどの男性アーティスト、宝塚歌劇のミュージカルなどでもよく聴く楽曲です。もちろん、本作でもそのパフォーマンスシーンは収録されています。

願わくば、この映画を観た後で、歳をとったフランキー・ヴァリが実際にLiveで『君の瞳に恋してる』を披露している姿をご覧いただきたいです。この楽曲がどれほど米国民に愛されているかが良くわかります。

 

『ロケットマン』- Elton John

 

 

イギリスを代表するロックスター、エルトン・ジョンの半生を描いた作品がこの『ロケットマン』です。タイトルは彼の記録的ヒットを遂げた代表作である『Rocket Man』から引用しています。日本での公開は2019年8月23日

彼は家庭環境があまり良くなく、またLGBTに悩まされていたこともあり、しばしば孤独なロックスターと表現されることがありました。本作はまさしく彼の孤独さを繊細に描いています。

この手の伝記映画となると題材となるミュージシャンはすでに亡くなっているものと思われがちですが、エルトン・ジョンは今なおご存命です。健在な姿をSNS等でも見かけることができます。もちろん本作の制作にも関わっておりますので、彼の自叙伝的な作品になると言っても過言ではないかも知れませんね。

エルトン・ジョンを語るうえで欠かせないのは、作詞家バーニー・トーピンの存在です。バーニーの書いた詩に、エルトンが楽曲を添えて力強く歌う。その良い関係がエルトンが自分らしくいられる瞬間だったはずですが、世に注目され、マネージャーが付くようになってから、徐々にその関係は壊れていきました。その経緯も本作ロケットマンではしっかり描かれています。

エンドロールの中では本作の後日談や、現在のエルトン・ジョンの姿も描かれておりますので、孤独に苛まれていた彼が現在、どのような生活をしているのかも知ることができます。

本作の魅力はエルトン役のタロン・エガートンの突出した歌唱力。作中の全編をタロンが歌っていますが、歌声の力強さはエルトンに引けを取りません。演技力ももちろん高く、とても見応えのある作品に仕上がっています。

 

ジェームス・ブラウン ~最高の魂を持つ男~ – James Brown

 

 

ブラックミュージックの歴史を語るうえで名前が挙がらないことはあり得ない、絶対的な存在であったジェームス・ブラウン(通称J.B.)。彼以上のソウルシンガーを僕は知らないし、FunkやR&Bにおいても名を語られないことはないほどの大きな存在です。そんなゴッドファーザー・オブ・ソウルの生き様を描いたのが本作。日本での公開は2015年5月30日

ジェームス・ブラウンは黒人差別貧困差別の風潮が強かった時代に産まれます。大変貧しい家庭で育った彼は窃盗罪で一度捕まりますが、判決は差別たっぷりの内容でした。ですが彼には昔からシンガーとしての才能があり、彼の歌声はいつも多くの人々の心を揺さぶっていたのです。

ソウルシンガーとして名を馳せた彼はすぐにR&Bチャートで優秀な記録を達成しますが、心のうちに眠っているのはファンクでした。1960年代には、彼の力強くソウルフルな歌声に、誰も真似できないような痛烈なシャウトを交え、やがてファンクの帝王と称されるようになったのです。

彼を語るうえで絶対に欠かせないのは旧友ボビー・バードの存在です。バードはJ.B.のライヴメンバーとしても活躍しており、J.B.も隆盛をすぐそばで見てきた人物です。本作ではバードとの人間関係も描かれています。

また、映像中で彼の伝説的な楽曲も多数収録されているので、ブラックミュージックが好きな方にはたまらないはずです。特にファンクが好きな方は必見と言っても良いでしょう!

 

 

さて、いかがでしたか?

知っているアーティストもいれば、知らないアーティストもいたと思います。今回チョイスした映画はいずれもドラマ調で展開されていくものなので、アーティストを知らない方でも楽しめるはずです。音楽が好きなのであれば、一度は見ておいても損はないはず。

もし興味がある方は是非ご覧になってください。感想等は当記事のコメントに残していただけると幸いです。

いずれは伝記映画ではなく、音楽をテーマにしたフィクション映画も特集していきますのでお楽しみに!

ではでは〜!

 

 

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