どうもRooveです!
音楽好きに観てほしい映画シリーズ第2弾です!
今回はダンス映画とミュージカル映画に焦点を当てて作品を選んでみました。オーケストラルな楽曲で踊りながら歌うような作品もあれば、PopsやHip Hop、R&Bの名作に合わせて歌っている作品もあります。
今回も名作ばかりなので、興味をそそられる作品があればぜひ皆さんもご視聴くださいね!
ちなみに、前回の音楽映画特集の記事はこちらです。こちらも最高の作品ばかりですので、良ければご覧ください!
グレイテスト・ショーマン
最近のミュージカル映画で、特に注目を集めていたのはこの作品ではないでしょうか。ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』です。
実は本作は完全なフィクション映画ではなく、過去に実在していた興行師P・T・バーナムをモデルとしてストーリーが構成されています。バーナムは世界で初めて奇人を集めてサーカスを行い、全米で認知され注目を集めた人物です。
身体的な特徴にコンプレックスを抱く方も多いなかで、そのコンプレックスをショービジネスとして巧妙に利用したわけですね。とても褒められた行為とは言い難いですが、これが大当たりし一大事業と化したことも事実です。
本作ではそのショービジネスを通して、バーナムが奔走する様子や、演者たちがコンプレックスとどのように戦い、バーナムと接していくのかが描かれています。
音楽は『ラ・ラ・ランド』で数々の楽曲が注目されたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビ。パフォーマンスのカメラワークがとにかく素晴らしいので、音楽と相まって最高のミュージックショーを実現しています。
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ラ・ラ・ランド
こちらも公開前から大きな注目を集め、公開開始から爆発的なスタートダッシュを決めたミュージカル映画です。
この映画が素晴らしいのは、観客の惹き込み方。冒頭10分間で見事に心を掴まれてしまった方も多かったのではないでしょうか。かくいう僕もその一人です。
女優になることを夢見るミアと、自分の店を持つことを夢見るジャズピアニストのセブが、互いの夢を追いながら恋に落ちる物語。まったく成功が見えずに挫折を味わう者もいれば、本来意図しない形での成功を選ばざるを得なかった者もいる。芸能業界が大変な世界であることがよくわかる作品です。
本作ではセブのかつての友人キース役として、ジョン・レジェンドが登場しています。キースは流行をキャッチして楽曲のジャンルの壁をなくし、新しい要素を取り入れていくスタイルですが、その姿がジョン・レジェンド本人のスタイルと良く似ている。そんなところも音楽好きは少しニヤけてしまうポイントです。
楽曲もジャズテイストが多いので、落ち着いて見ることができる作品です。
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ピッチ・パーフェクト
バーデン大学のアカペラ部、バーデン・ベラーズに所属する超個性的な女の子たちのドタバタミュージカルコメディがこの『ピッチ・パーフェクト』です。全3部作となります。
作中ではライバルの男性アカペラグループであるトレブルメイカーズとの対決も見どころなので、「女性ではなく男性のコーラスが見たいんだ!」という方でもお楽しみいただけます。
本作の面白いところは、作中でビッグアーティストが起用されているところ。1作目ではマルーン5のボーカルであるアダム・レヴィーン、2作目ではHip Hop界の大御所スヌープ・ドッグ、3作目では音楽プロデューサーとして数々のアーティストの楽曲を手がけてきたDJキャレドが登場しています。
また、作中で披露されるアカペラで採用されている楽曲が、洋楽チャートで良い記録を残した楽曲ばかりなのもポイントが高いです。エンターテインメントとして完成されています。
全部で3作あるわけですが、もっともオススメはやはり一作目です。2作目、3作目も十分に素晴らしいのですが、1作目から順番に観るとより楽しめます。
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バーレスク
シェールとクリスティーナ・アギレラという世界的に有名な歌姫を2名も起用した、とても贅沢なミュージカル映画『バーレスク』。
舞台はロサンゼルスのショーパブ・ラウンジで、クリスティーナ演じるアリのサクセスストーリーが描かれています。
本作で注目して欲しいのは何と言ってもクリスティーナ・アギレラの歌唱力。女性では珍しいほどパワフルでソウルフルな歌声が本作を最高のミュージカル映画に仕立て上げています。
また、クリスティーナのキュートな姿が楽しめるのも本作の魅力。アーティスティックなどぎついメイクではなく、可愛らしいメイクで役に徹する姿がとにかく愛らしい。男性よりも女性の方が楽しめる映画かもしれません。
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マジック・マイクXXL
俳優チャニング・テイタムの、自身が18歳の頃のストリッパー時代の話を元に製作された映画『マジック・マイク』。本作はその後日談となるエピソードとなります。個人的にも大好きな映画の一つです。
男性ストリッパーをテーマとしているので、キャッチコピーは「究極の女子会パーティムービー」ですが、僕は男性の方が見ていて楽しいのではないかなと思います。何しろ、男性特有の下世話な話が多く盛り込まれていて共感しやすいのです。
本作のダンスシーンは見応えあるものばかりで、どれも迫力があります。
特に、本作の序盤でチャニング・テイタム演じるマイクが踊る姿は美しいの一言に尽きます。
ストリッパーは辞めたけど、過去に自分が踊っていた楽曲が流れ、その気は無くともつい踊らずにはいられない姿。そこには後悔も滲んでいて、観る人は自然と彼らの旅を応援したくなってしまうのです。
また、本作では昨年グラミー賞で注目を浴びたドナルド・グローヴァー(チャイルディッシュ・ガンビーノ)も出演しており、歌声を披露しています。俳優マット・ボマーの美しい歌声も味わえるので、ただのダンス映画ではなく、ミュージカル要素もある良い作品です。
あえて、2作目を選んでいるのは、2作目の方が見る人の心を掴みやすいと思ったからです。本作を見て興味が湧いたなら、ぜひ1作目もご覧いただきたいところです。
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ウィー・アー・ユア・フレンズ
EDM好きの皆さん、お待たせしました! トップDJを目指す若者たちが奮闘する映画、『ウィー・アー・ユア・フレンズ』をご紹介します!
ザック・エフロン主演、ヒロインにはセクシーなボディで有名なエミリー・ラタコウスキーを起用した本作は、地元の友人たちと過ごしながらトップDJを目指す若者が、すでに名のあるDJに弟子入りし、恋と友情に揺れ動きながら成功を目指す青春映画です。ミュージカルとは少し違いますが、ジャンルがダンスなのでご紹介するに至りました。
本作は実際に活躍するDJが関わっていることもあり、楽曲はもちろん、作中で取り上げられる【人をアゲるための理論】も興味深い内容で、見ていて本当に面白いです。
友人たちとの成功も夢見ていながら、個人のトップDJになる夢も大切にしている。そんな主人公の周りで様々な悲劇が起こり、自分の中で大切にすべき"音"は何なのかを考えさせられていく。
ミュージシャン目線でストーリーが展開されていくので、ミューシジャンにこそ観てほしい映画かもしれません。
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ドリームガールズ
ブルーアイドソウルという言葉が生まれた1960年代のブラックミュージックをテーマにしたミュージカル映画。黒人たちが築いてきた音楽文化を、白人たちが歌う方が売れてしまうような時代のお話です。
ある種の白人至上主義的な風潮のあるミュージックチャートに黒人たちが挑んでいく姿がとても良い。その後見事に注目を集めつつも、プロデューサーが成功を求めるあまり道を見誤ってしまい、いくつもの瓦解が発生してしまう様子も流れとしてとても自然です。ドラマとして完成されています。
また、役者がとても豪華。ジェイミー・フォックス、エディ・マーフィーという2大俳優に、R&Bシンガーとして知らない者はいないビヨンセが主演を務めています。
他にも、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズといった、歌唱力のある俳優だけを集めた極上のミュージカル映画です。特にジェニファー・ハドソンの歌唱力の高さは必見。本当に豪華なミュージカル作品です。
作中の楽曲の全てがブラックミュージックルーツなので、とにかくソウルフルで耳心地が良いです。ブラックミュージック好きの方にはぜひ観てほしい作品です。
本作にはモデルとなったコーラスグループが存在しています。スプリームスという黒人女性3人組のグループです。
実際の話とはいくつか異なる点はありますが、概ねノンフィクションであるようです。伝記映画としても楽しめてしまう超良作で、僕も何度鑑賞し直したことかわかりません。皆さんもぜひお楽しみください。
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いかがでしたでか?
今回はダンス映画とミュージカル映画についてご紹介いたしました。どれも素晴らしい楽曲たちに彩られた優良な作品なので、ぜひご覧ください!
今後も楽曲が素晴らしい映画作品を見つけたら特集していきますのでお楽しみに!
ではでは!
Takeshi Roove制作楽曲をSoundCloud、YouTubeにて公開中!
リンクはこちら↓
SoundCloud
YouTube
https://m.youtube.com/channel/UCn3F5jPuIYABhaUrxsJIxkw
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