スマホでDTM! Zenbeats徹底解剖! – インストゥルメントトラックで打ち込もう!

 

どうもRooveです!

 

今回はインストゥルメントトラックの追加とその打ち込みの方法につい解説していきます。

そもそもインストゥルメントトラックって何? と思われる方も多いですよね。英語が得意な方であれば何となく察するところがあるかもしれません。

インストゥルメント(instrument)とは、いわゆる楽器のことです。正確にはmusical instrumentで、instrumentのみでは計器とか機器全般を指すような意味合いですが、音楽業界で使うinstrumentは楽器以外にありえないので、頭にmusicalをつけずに使うことが一般的です。

インストゥルメントトラックとは楽器のトラック、つまるところ音源のことを指しています。MIDIを演奏させるピアノやギター、オルガン、シンセサイザーなどの音源は全てインストゥルメントトラックです。Zenbeats以外のDAWソフトでも同様の表現をしていますので、ぜひここで覚えておきましょう!

 

さて、今回はドラムトラック以外の音源を実際に打ち込んでみるわけですが、作業を始めるにはまず、前回保存したトラックファイルを呼び出さなければなりません。さっそくロードしてみましょう!

 

保存したトラックファイルを立ち上げよう!

 

Zenbeatsを立ち上げたら、3項目のうちの真ん中にある、『曲を開く』をタップしてください。すると、以下の画像のような画面になるはずです。 

 

 

この画面からファイルを呼び起こす方法は2種類あります。

一つは、自身が保存したファイルをダブルタップする方法、もう一つは、保存したファイルを一度タップし、その後画面右下の『開く』ボタンをタップする方法です。

特にこだわりがなければ、ダブルタップで呼び起こしたほうが早い(気がする)ので、前回保存したファイルを素早く2度叩いてみましょう。

 

 

ファイルが立ち上がりましたね!

今後もこの手順は何度も踏むことになりますので、ぜひ覚えておきましょう!

 

 

 

インストゥルメントトラックを追加しよう!

 

ファイルが立ち上がったら、インストゥルメントトラックを追加していきましょう!

追加手順は何も難しいことはありません。すでに打ち込まれているトラックの下にある『➕ トラック』をタップし、数ある項目の中からインストゥルメントトラックを選択するだけです。

 

 

インストゥルメントトラックを立ち上げると各種音源の一覧が表示されるので、その中から実際に使用する音源を選択します。

作曲家によってはまずリズムトラックを完成させる方もいれば、大まかにコード進行を決めるためにピアノ音源等を先に立ち上げる方もいらっしゃいます。そこに明確なルールは存在していないので、ご自身が作りやすいパートから作ってみましょう。

ちなみにRooveはコード進行を最初に大まかに決めておきたいタイプなので、ピアノ音源を先に立ち上げることが多いです。

ただ、楽曲によってはドラム音源とベース音源を先に立ち上げてリズムトラックを完成させることもあります。Hip Hop系の楽曲を制作するときはリズムトラックから仕上げることが多いです。

 

今回僕が作っていこうと考えているのは、前回でもお伝えした通りHip Hopです。なので、ここではベース音源から作っていこうと思います。

音源の立ち上げは、使いたい音源名の横にある『➕』マークをタップする事で行えます。

 

 

指定した音源の各種パラメーターを設定する画面が現れれば、音源の立ち上げが完了となります。

 

 

立ち上げた音源で打ち込んでみよう!

 

音源のパラメーターを設定してサウンドメイクをしていきたいところですが、残念ながら無料版ではフィルターのみしか変更することができません

パラメーターをいじらずとも作曲することは可能なので、現時点ではこのパラメーター設定画面は使わずにいきましょう。

 

さて、ここからMIDIエディター画面に移っていきたいわけですが、そのためにはこのパラメーター設定画面を閉じなければなりません。

画面右上の音源名の横に『✖️』ボタンがあるのでそこをタップしてみましょう。エディター画面に戻るはずです。

 

 

すでにドラムトラックはMIDIが打ち込まれているのでA列にデータが存在していますが、ベース音源にはMIDIデータがありません。ベース音源のA列の枠をダブルタップしてみましょう。

 

 

MIDIエディターに遷移できましたね!

このMIDIエディターは少々操作に慣れが必要ですので、使いながら覚えていきましょう!

まず、画面左のピアノロールを触ってみてください。ベース音源の音が鳴るはずです。

ただ、このままでは音域が高いですよね。なので、適切な音域の音が鳴るようにピアノロールをスクロールしましょう。ピアノロールのスクロールは画面左のスクロールバーで行えます

また、スクロールバーの下にある『➕』『➖』ボタンをタップすると、ピアノロールの縦幅について拡大、縮小することができます。

 

 

ベース音源の打ち込みについて、どれくらいの音域で設定すれば良いかと悩まれる方も多いと思います。そこに特にルールはないのですが、大体C0〜C3までの3オクターブ間の音域で打ち込まれることが多いです。

 

続いて、打ち込む小節の長さを調節します。

MIDIエディターでは、ドラムエディターのように小節ごとにパターンタブが表示されません。時間的な打ち込む範囲を設定するにはエディター画面下のスクロールバーを使用します

スクロールバーの右側にある『➕』『➖』をタップすることで、小節数を調整することができます。注意が必要なのは、あくまでこの➕➖は拡大と縮小を意味しているという点です。

つまり、➕をタップすると表示画面が拡大されるため小節数は減少し、➖をタップすると表示画面が縮小されるため小節数が増加します。その際、小節数の増加は倍数ずつ行われていきます。デフォルトでは小節は1つのみが表示されていますが、➖を一度タップすると2つに、もう一度タップすると4つに増えていきます。

 

 

表示させる『➖』ボタンをタップして表示させる小節数を増やしてみると、画面上部の水色の範囲が視覚上狭まったと思います。この範囲はループレンジです。範囲内に打ち込まれているMIDIが、設定しているBPMに合わせて繰り返されます。ループレンジは端っこの仕切りをスワイプすることで調節できます

 

 

さて、それではここからMIDIを打ち込んでいきましょうか!

音を打ち込むにあたっては、スケール(音階)を意識してあげると良いでしょう。「スケールについてよくわからない!」という方は、以前に僕が解説した記事がありますので、一度そちらを読んでみてください!

音楽理論解説も図解付きでわかりやすい説明を意識しておりますので、比較的読みやすいかと思います!

 

 

 

 

スケールについてなんとなく理解できた方は、実際に打ち込んでみましょう。

表示させる音域と小節を調整したら、MIDIエディター上のどこかしらでダブルタップをしてください。すると、タップしたところにノートが発生するはずです。このノートがMIDIデータとなります。

発生したノートはスワイプすることで好きな位置に移動させることができます

 

 

続いて、ノートレンジの調節についてです。ノートの両サイドに矢印が出ていると思います。もし矢印が出ていなければ、一度そのノートをタップしてみてください。矢印が発生するはずです

矢印をスワイプしてあげると、任意の長さに調節することができます。このノートレンジの位置と長さによって、音源の音色がどの高さで、どれくらいの時間発音するのかが決められていくわけです。

 

 

MIDIエディターの主な使い方はこれで大体説明ができたかと思います。あとは、皆さん思い思いにベースラインを打ち込んでいきましょう!

ちなみに僕は今回、Hip Hopを作るにあたりアンダーグラウンド感を出したかったので、あまりリズミカルではなく、やや単調なベースラインを打ち込んでみることにします。スケールはダイアトニックスケールのうち、A♯メジャースケールを採用します。

参考程度に、僕が実際に打ち込んでみたベースラインを映像として置いておきますので、良ければ聴いてみてください!

 

 

小節は8小節使い、2小節でワンフレーズとしました、最後の7−8小節だけ少しラインを捻った構成にしています。

 

ベースラインができたら、右上の✖️ボタンからMIDIエディターを閉じて、同じ要領で音源を追加していきましょう。

リズムトラック(ドラム、ベース)が完成したので、今度はもう少し高い音域の音(業界ではたまに『上物(ウワモノ)』と呼びます)を打ち込んでみてください!

 

ウワモノを打ち込む際のコツは、ベースラインで採用したスケールと同じスケールで打ち込むことです。コード(和音)でも良いし、リードメロディでも良いですが、とにかく最初のうちは楽曲を通して同じスケールの音で打ち込んでおけばトラブルが少ないです!

スケール外の音を使う手法もあるにはあるのですが、それはまたいずれ、音楽理論解説の連載にてご紹介いたします!

 

僕はひとまず、ウワモノをElectric Pianoで打ち込むことにしました。打ち込みはコードではなく、単音の簡単なフレーズにしてみます。

例によって、実際に出来上がったフレーズを映像として置いておきます。

 

 

出来上がった楽曲をマスタートラックで聴いてみよう

 

ウワモノフレーズも出来上がったら、作ってきたフレーズたちをまとめて一緒に再生してみましょう!

まず、MIDIエディターを閉じて、トラック一覧を表示させます。表示させたら、使っている音源たちの名称が一番左に列で表示されているはずです。位置としてはA列の左になります。

 

その一番下に、『マスター・トラック』というものがありませんか?

マスター・トラックとは、まさにその名の通り、楽曲のマスター(総括)となるトラックです。ファイル内のトラック全てが同時に再生されます。

マスタートラックをタップしてから、画面左上の『▷(再生)』ボタンをタップしてみてください。すると全てのトラックが再生されるはずです。

 

 

では実際に聴いてみましょう!
僕が作った楽曲はこんな感じになりました!

 

 

今回は音源を特に選び込んでいないので楽曲全体として素朴な印象ですが、Hip Hopらしいビートにはなったかなと思います!

皆さんの楽曲はいかがでしょう? 良い感じに仕上がりましたか?

最初のうちは和音の感覚が掴めなくて上手くいかないことも多々ありますが、作り続けていれば必ず音感は醸成されます。めげずにこれからも音楽に触れていきましょう!

 

 

さて、今回の解説は一旦ここまでといたします!

次回は作り上げた楽曲の音色を変えて楽曲をもっとブラッシュアップさせていきますのでお楽しみに!

ではでは〜!

 

 

次回の記事はこちら!

 

 

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