スマホでDTM! Zenbeats徹底解剖! – 音源を変更して楽曲をブラッシュアップさせよう!

 

どうもRooveです!

Zenbeats解説第4回! 今回は、前回作った楽曲のインストゥルメントトラックを変更して音色を変え、楽曲をブラッシュアップさせてみます!

楽曲制作をしていると、打ち込んでみた後で音源を変更したくなる場面は何度も出てきます。「メロディフレーズは決まったけど、サウンドメイクがどうにも納得できない!」と頭を抱えた経験が僕にもたくさんあります。これはミュージシャンの宿命と言っても過言ではありません。

Zenbeatsに限らず、一般的なDAWソフトであれば後から使用音源を変更することは可能です。作曲する上で必ず使うことになりますので、今回の解説もしっかり覚えておきましょう!

 

まずは作った楽曲のサウンドをもう一度確認してみよう!

 

サウンドを変更する前に、まずは作った楽曲をもう一度聴いてみましょう。

自分の楽曲にどんなテイストが欲しいのか。あるいは、どこか過剰に味付けされてしまっているところはないか…

そういった分析をしてからサウンド変更すると良い勉強になりますし、マシン(PCやスマホ)にもハードワークをさせずに済みます。

とはいえ、最初のうちは自分が使っているDAWにはどんな音源が入っているのか確認する意味でも、いろんな音源と差し替えて試してみることも大切です。手当たり次第に試してみることで思わぬサウンドとの出会いがあるかもしれないですし。

 

とにもかくにも、まずは作ってみた曲を聴きなおしてみましょう!

 

前回Rooveが作ったHip Hopビート

 

フレーズとしては十分使えそうですが、サウンドが素朴すぎてなんとも締まらない感じがしますね。このままではイカしたHip Hopとは到底言えません。

ですが、実はこれ、わざとそういうサウンドを選んで作りました。今回のインストゥルメントトラックの変更に関する記事を書きたかったからではありません。

…それも少しあることは否定しませんが。笑

真面目な話をすると、フレーズを考える段階では音源は脚色のないものを使う方が良いです。なぜなら、煌びやかなシンセパッドや、コーラスエフェクトが入ったシンセリード音源などはさまざまな音が同時に鳴ってしまうので、和音の感覚が掴みづらいからです。

 

下の映像をご覧ください。

 

Zenbeatsに収録されている、ElectroSynthのKS-Orgagon

 

この音源などはまさに良い例です。弾いているのはドレミファソラシドだけですが、ご視聴いただいた通り、明らかにそれ以外の音も鳴っていましたよね。

こういった、弾いた鍵盤の音以外の音も混ざって鳴ってしまう音源は、表現の幅が広がって強い武器になりますが、慣れないうちは和音の感覚がつかめずに不要なスケール外の音を打ち込んでしまい、楽曲としての体裁を崩してしまう恐れがあります

音楽理論がある程度身に付いている方であればピアノロールを見ながら打ち込みをしていけば特にトラブルなく制作することができると思いますが、DTMを始めて間もない方は、慣れないうちは楽曲は素朴な音源で制作し、途中から音源を変更してサウンドメイクしていくようにしましょう。

音感が身に付いてきたら、最初から様々な音源で制作してくと良いでしょう。クリエイターにとって、瞬時に頭の中に生まれたサウンドやフレーズを形にする能力も大切になってきます。

ですが悲しきかな、そういった能力が最初から身に付いている方はそこまで多くありません。僕も最初は和音の感覚がつかめずにとても苦労しましたが、めげずに続けてきた結果、少しずつそういった感覚を体得してきました。

焦らずゆっくり、着実に。必ず皆さんも音感がつかめるようになってきますので、いまは基本に則ってスキルを磨いていきましょう!

 

当サイトでは音楽理論の解説もさせていただいているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

こちらも図解付きでわかりやすい解説を心がけています!

 

わかりやすい音楽理論解説!
記事一覧はこちらからどうぞ!

 

インストゥルメントトラックの音源を変更しよう!

 

さて! 僕が前回で制作したHip Hopビートは前述の通り、サウンドがあまりにも幼稚です。なので音源を変えてもっとアングラ感を出していきたいと思っています。

現時点で使っているのはドラム音源と、ベース音源とピアノ音源です。ドラム音源はHip Hopでもよく使われそうな音色なのでこのまま変えずにいこうと思いますが、ベース音源はエレキベースの音だし、ピアノも一般的な電子ピアノの音なので、この2つを差し替えればもっと雰囲気が良くなると考えました。

まずはベース音源から変えてみます。音源を変えるには、音源名の表示の下の楽器のマークを長押しします。メニュー画面が表示されるので、その中から『インストゥルメントの変更』をタップしましょう。

 

 

前回インストゥルメントトラックを追加したときと同じ、インストゥルメントの選択画面が表示されましたね!

この手順でインストゥルメントを変更すると、MIDI情報を維持したまま音色だけ変更することが可能になります。例えば、別のコンポーザーから作曲したMIDIデータを送ってもらい、音源だけ差し替えてサウンドメイクをするような場合にも活用ができるわけです。

ミュージシャンによって得意とする楽曲ジャンルは様々で、所有している音源も十人十色です。ミュージシャン同士で互いの良い部分を持ち合わせて楽曲を作り上げるのも楽しいですよ!

 

話を戻しますが、今回、僕は自分の楽曲に安定した重低音が欲しいので、ベース音をエレキベースからシンセベースに変えることにしました。インストゥルメントはひとまず『ElectroSynth』を試してみます。

ElectroSynthのデフォルト音源ではベースサウンドとしては違和感があったので、音源のプリセットを変更してベース音に適した音色を探してみます。

プリセットの変更は画面左上の『プリセット』の項目から行います。defaultと表示されている部分をタップするとプリセット一覧が表示されるので、その中から使いたいプリセットを選んだらプリセット名の横の➕マークをタップしてみましょう。音色の変更が完了するはずです。

 

 

この膨大なプリセットの海の中から自分の楽曲に合う音色を選んでいくことになります。作曲においては、フレーズを考えるよりも音色を選ぶ時間の方が長くかかったりしますので、どんな音色のプリセットを持っているのか把握する意味でも、色々と試してみましょう!

プリセットを試聴する場合は、聴いてみたいプリセット名をタップしてから再生ボタンをタップするだけです。すると、そのトラックに打ち込まれているMIDIデータでプリセット音源が再生されます。

再生している間も自由に試聴するプリセットを変えることは可能なので、気になるプリセットはどんどんタップしてみて、多くの音色を試してみましょう。

「これだ!」というものが見つかったら、そのプリセット名の横のプラスマークをタップすることは忘れずに!

 

様々なプリセットを試してみている様子

 

色々試してみた結果、僕にとってはどの音色もリバーブ感が足らなかったので、ElectroSynthでベース音源を組むことはやめました。有料機能を解放しなければElectroSynthにリバーブ設定を施すことができなかったので、他のインストゥルメントを選ぶことにします。

色々試してみたところ、SampleVerseが良いサウンドだったのでそちらを使ってみます。このSampleVerseが本当に良い音源だったので、いずれ別枠でSampleVerseの音色の作り込み方について解説していきます! ここでは割愛しますがご了承ください!

 

ベース音源が決まったので、同様にピアノ音源もインストゥルメントを変更して雰囲気を変えてみます。変更手順はここまで解説してきた手順と全く同じです。

ウワモノフレーズはそこまで目立った印象にはせずに、特徴がなくリバーブがガッツリ効いたパッド音源を使ってベース音を引き立てたいので、こちらもひとまずElectroSynthを試してみます。

探してみると、パッド音源は思っていたような印象に近いものがなかったのですが、『KS – Dark Sines』のプリセットがなかなか良い感じだったので使ってみることにしました。

 

では音源を差し替えた後の楽曲をマスタートラックで聞いてみましょう

 

音源を差し替えた後のHip Hopビートがこちら

 

いかがでしょう、当初よりはアンダーグラウンドな雰囲気になってきたのではないでしょうか!

このように音色を変えて楽曲の雰囲気を形作っていくことは、楽曲制作においてとても大切です。皆さんもいろんなプリセットを試してみて、頭の中にあるイメージを素早く形にできるようにしておきましょう!

 

 

今回はインストゥルメントトラックの音源を差し替える方法についてお伝えいたしました!

また次回の解説をお楽しみに!

 

 

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あなたにとって、最高に心地良い音楽が見つかるかもしれません。

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