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TAKESY
Lofi / Chill Beatmaker
日本のLofi / Chill レーベルJapanolofi Recordsのスタッフ。
海外レーベルから楽曲リリース経験あり。

◆Release Label◆
Etymology Records
Chill Moon Music
Tsunami Sounds
Lo-fi Clouds
Calm Waves Records
Wavee Sound
Japanolofi Records

【DTM】音楽やるならやっぱりMacとiPhone/iPadがベスト

 

DTMをやる上で、結構悩むのがパソコン選びじゃないでしょうか。

スペックもそうだし、OSもそう。そもそもDAWだってたくさんの種類があるのに、結局どれを選べばいいのよ…ってなりません?

かく言う僕も、DTMを始めてからPCマシン選びやDAW選びに数々の投資をし、紆余曲折あって今は、Macbook ProLogic Proを導入して音楽をしています。

また、私用のiPhoneも活用することで、作曲のアイデアを素早く記録し、形にするインフラを整えることに成功しました。

 

率直に言って、快適です。

ストレスフリーなDTM環境とはまさにこれだなと、心の底から感じています。

 

今回は、DTMをするためのマシンやDAWを基本的にApple製品で揃えている僕が、MaciPhone/iPadを使用することの優位性について解説していきます。

パソコン選びやDAW選びに悩んでいて、Macの購入も視野に入れている方は、判断材料の一つとしてご参考にしていただければ幸いです。

 

目次

クリエイター向けマシンの代表格がマック

 

DTMをはじめるにあたり、MacWindowsの2大OSの間で気持ちが揺れる方がやはり多いでしょう。

結論から言うと、クリエイティブな作業をするのであればMac一択です。その理由はこれらのOSたちが制作された背景にあります。

 

Mac OSは、世にリリースされた当初からあらゆるクリエイターたちに愛されてきました。

何を隠そう、ユーザーがやりたいことに素直にマシンパワーを注ぎ込んでくれるので、一つのことに集中したいケースが多いクリエイターたちにとって、まさしく最高の相棒に他ならなかったのです。

一方のWindows OSは、ビジネスシーンで活用されることを想定した設計になっています。

ビジネスにおいて求められるのは、クライアントの要望や社内事務作業などのあらゆる業務に対し、マルチタスクに素早く処理ができること。なのでWindowsは、マシンパワーを適度に分散させ、複数の業務を同時に行うことに長けた構造になっています。

 

では、DTMにおいてはどちらが優れているのでしょうか?

楽曲制作では、複数のトラックに対してそれぞれプラグインを適用させ、ミキシングしてはじめて1つの楽曲が完成します。ご想像の通り、DTMだけでかなりのマシンパワーを必要とするわけです。他のことにパワーを割いてしまったら、DAWに備わっている力を思う存分に発揮させにくくなってしまいます。

プロレベルになると1曲に含まれるトラック数が50を超えてくることもザラにあります。そうなってくるとマシンパワーがどこまで強いかが、ストレスフリーな楽曲制作ができるか否かを決めてくるのです。

誤解なきようにお伝えしたいのはWindowsも素晴らしいOSです。ビジネスシーンにおいてはWindows一択だと思います。僕も業務用のPCはWindowsを愛用してますし。

ただ、クリエイティブな活動のためのマシンとしてパソコンを選ぶのであれば、やはりMacをチョイスするのが良いのではないかな、というのが僕の意見です。

 

DAWソフトGarageBandが最初から導入されている

 

 

Macを愛用しているミュージシャンはとても多く、そう言った方々に憧れてMacを購入する方も多いです。

MacがDTMerを目指す方たちに良心的なのは、初心者向けのDAWソフトGarageBandをあらかじめMacマシンに導入してくれているところ。

つまり、Macを買ってしまえばすぐにでもDTMを始めることができます。

 

初心者向けだからと侮ることなかれ、GarageBandはすごく良いDAWですよ。

初期搭載されている音源もプラグインもそこそこ優秀ですし、AIが自動でドラムパートを作ってくれるような音源も入ってるので、どなたでも簡単に作曲することが可能になっています。

 

また、Apple製であるだけあって、GarageBandのGUI(操作画面)はシンプルかつスタイリッシュ

単純に作曲しててテンションが上がってきます。

 

プロユースのDAWソフトLogic Proが格安で手に入る

 

 

MacのDAWソフトといえばこれ! と評されることも多いのがこのLogic Proです。位置付けとしてはGarageBandの上位版となりますが、これが本当に優秀で素晴らしい

内蔵音源が優秀なのはもちろんのこと、たくさんのループ素材が入っているので、それらを組み合わせるだけでも今風のイケてる楽曲の制作が可能です。

 

また、内蔵プラグインも大変素晴らしいです。

EQは視認性、操作性の良さだけでなく、かかり方もナチュラルで音質の劣化がほとんどない。コンプレッサー実際の名機たちをモデリングしたものが7種類も用意されているので、そのクオリティの高さは大したものです。

ドライブ、フェーザー、トレモロなどの飛び道具的なエフェクトも入っているし、エキサイター(サチュレーター)、マルチバンドコンプレッサーなど、ミキシングには欠かせないアイテムもしっかり収録。

最近流行りのバイノーラル効果が得られるパンニングもしっかり導入されています。プロミュージシャンたちが好んで使う理由がよくわかります。

僕もCubase、Protoolsを経てからLogic Proにたどり着きましたが、文句なしです。

何よりApple製のDAWなのでMacとの相性がよく、途中でフリーズ&シャットダウンして作曲の過程が振り出しに戻ってしまう…なんてトラブルは一切なくなりました。現在は僕のメインDAWとして大活躍してくれています。

 

そして何より驚くべきはその価格。

大手他社製DAWソフトが軒並み50,000円を平気で超えてくるのに対し、Logic Proは2020年5月12日現在、24,000円で購入できます。

もう何度言ったかわかりませんが、素晴らしいです。文句のつけようがありません。

胸を張ってオススメできるDAWソフトです。

 

オーディオインターフェイスがなくともレイテンシーが少ない

 

これもクリエイター向けマシンであるMacの優れている点です。

DTMにおいて必要なものはパソコンとDAWだけではなく、他にも必要な周辺機器がいっぱいあります。その際たる例としてあげられるのがオーディオインターフェイスです。

オーディオインターフェイスとは、楽器やマイクをパソコンと接続する際の仲介役になってくれる機材です。その際、楽器の演奏をパソコンが認識し、ユーザーに音が届けられるまでのレイテンシー(音の遅延)も解消してくれます。

要するに、インターフェイスがないと作曲してても遅延だらけで仕事にならないわけです。

 

しかし、Macはもとよりクリエイター向けの構造なので、優れたサウンドボードを搭載しています。オーディオインターフェイスがなくとも、レイテンシーを気にせず作曲することができてしまうわけです。

ギターなどを使わず、単純にMIDIキーボードを繋いで作曲するだけだったら、Macユーザーはわざわざオーディオインターフェイスを購入する必要はありません。

買い足さなくてはいけないツールが減るということは大きな利点であると僕は思っています。

 

iPhone/iPadとのAirDrop連携で効率的な作曲が可能

 

これは日中働いている社会人や、学校に通っている学生にとてもオススメの機能です。

MacでLogic Pro、あるいはGarageBandを使用している場合、お手持ちのスマートフォン・タブレット端末がiPhone/iPadなのであれば、AirDropで楽曲データの転送が簡単にできてしまうのです。

 

iPhone/iPadにもGarageBandは無料で初期導入されており、それらはMacのGarageBandと互換性があります。

そして、Macで使用可能な上位版DAWソフトLogic Proも、GarageBandと互換性があります。つまり、iPhoneで作曲した楽曲データは、Macで後から自由に編集可能だということです。これにより、時間と場所を問わない楽曲制作が可能になります。

そこでよく使われるのがこのAirDrop。Apple製のパソコン、スマートフォン同士であれば、データのやり取りがかんたん操作かつ無線で行えます。出先で作成した楽曲データを、自宅のパソコンにサクッと転送できるということです。

外出中に作曲のアイデアをまとめておいて、自宅ではその続きから作曲を進めることができるわけです。これこそ究極の時短DTMじゃないですか?

日中働いていて音楽にあまり時間を割くことができない方も、移動中にDTMができるので、効率的に自分の趣味を楽しむことができます。

 

デザインやGUIが単純にスタイリッシュでイケてる

 

Mac持って音楽しちゃってる俺マジかっけえええ! ってやつです。

実際僕はそう思っちゃってます。笑

 

Appleの販売戦略も巧みで、とにかくマシンの外観はスタイリッシュに揃え、持っているだけで話題となるようなデザインを意識し続けています。

『スタイリッシュ』と言う言葉が好きなクリエイターたちにとって、これは当然のように大ウケです。いまや学生でも『喫茶店でMacで作業してるのがカッコイイから』と言う理由でMacマシンを手にする方も多いですよね。

また外観的なデザインだけでなく、GUIもとにかくシンプル&スタイリッシュ。世のクリエイターたちがこぞってMacを買い揃える理由がよくわかります。

 

MacやiPhone/iPadを購入するにあたっての注意点

 

さて、ここまでApple製品がミュージシャンにとって最高のツールであることを熱を持ってお伝えさせていただきましたが、良いことばかりと言うわけでもないのも確かです。

ここからは購入に差しあたって、注意しておくべき点をお伝えしていきます。

 

価格が高い

 

Appleにとって、MacやiPhone/iPadはもはや一つのブランドです。そしてMacOSやiOSの制作・リリースはAppleの独占事業でもあります。

そのため、Apple製品の価格設定はいずれもブランド価格で、高額になってしまっているのが現状です。それでも買うユーザーがたくさんいるから成り立っているわけですね。

参考までに僕が愛用しているApple製デバイスの金額をお伝えしておきます。

 

・Macbook Pro 15inch Late2016モデル

 プロセッサ:2.7 GHz クアッドコアIntel Core i7
 メモリ  :16 GB
 ストレージ:1TB

 価格:288,000円(認定整備済製品)

 

・iPhone 8

 ストレージ:256GB

 価格:初リリース当時の購入で、88,000円

 

ご覧の通り、めっちゃ高いです。

Macbookの認定整備済製品とは、まっさらな新品ではないけれども、Apple認定の整備プロセスを経て点検・整備された新品同様の製品のことです。新品よりも1〜2万くらい安いイメージでしょうか。

iPhoneは生活必需品なので「10万でおさまるなら…」とあっさり購入しましたが、Macbookは結構買うのに悩みました。

ただ、せっかく真剣に音楽やるならそのためのツールは高品質なものを使った方が良いし、出し惜しみして後で後悔するなら買ってしまおう、と意を決して購入したのを覚えています。

結果、いまはとても満足しています。

 

しかし、全員が全員PCに30万円も注ぎ込めないことは僕も理解しています。僕もこの購入は結構苦しかったですし。

購入時はオリコが提供している無利子で24回払いのローンを利用しましたが、毎月1万円以上持っていかれる上にそれが24ヶ月も続きますので、「おいおい、これまだ終わらんの…?」と泣きそうになる時期もありました。笑

 

そんなみなさんにお勧めしたいのが、中古品Macの購入です。

Macマシンの良いところは、時を経ても優れたパフォーマンスを発揮してくれるところにあります。過去のモデルなら10万円もあればそこそこなスペックのものが買えますし、何よりまだまだ現役で動いてくれます。

MacbookやiMacだけでなく、Mac miniも選択肢としてお勧めです。モニターを別で購入する必要はありますが、コンパクトでありながら結構な力持ちです。

 

DTM用途で購入をするのであれば、スペックはintel5 デュアルコア以上メモリは16GB以上、ストレージは512GB以上は欲しいところです。ゆくゆくはプラグインを追加購入することも視野に入れると、このラインは譲れません。

ただ、本格的な作曲というより、趣味としてDTMで遊びたいという方ならその限りではありません。intel5 デュアルコア、メモリ8GB、ストレージ256GBもあれば十分です。

Logic Proに内蔵の音源やプラグインだけでも良い楽曲は十分作れますし、趣味といえども高品質なクオリティは確保できます。

 

フリープラグインに未対応のケースが多い

 

内蔵プラグインだけでなく、フリープラグインも追加したいと考えているのであれば、Macは向かないかもしれません。残念ながらフリープラグインはWindows専用であることが多いです。

ただ、これはそれほど大きな問題ではないと思っています。

Logic Proの内蔵音源とプラグインがあれば、できないことはそんなにありません。下手にフリープラグインに手を出してマシンが重くなってしまうよりは、高品質のプラグインを必要な分だけ持っている方が賢いです。

 

DAWによってはMac未対応のものがある

 

Logic Proではなくて、他のDAWを使って音楽をやりたいんだ! とこだわりがある方もいらっしゃると思います。ご注意いただきたいのは、Windows専用のDAWも存在している点です。

僕としては、パソコンやOSの選択よりも先に、DAWソフトの選択を優先させるべきだと思っています。

DAWソフトはそれぞれ、得意とするところが微妙に違っています。ご自身がやりたい音楽に合うDAWソフトがあるのであればそれを使うべきで、そのDAWに合ったPCをチョイスするべきです。

 

【終わりに】やっぱりMacは素晴らしいマシン

 

おすすめポイントや注意点を長々とお伝えしてきましたが、やっぱりMacは良いです。ストレスフリーな制作環境が手に入るので、みなさんの創作意欲を阻害することなく、心強い手助けをしてくれます。

事実、僕もWindowsを使ってみたり、様々なDAWを使用してみたりしましたが、Apple製品で統一してからは効率的な音楽活動ができています。これがあるのとないのとでは大違いです。コストはかかりましたが、ちゃんと環境を整えておいてよかったなと強く思います。

 

もしこれからDTMをはじめようとしている方で、Macを使った音楽活動に興味があるのであれば、Rooveは全力であなたの背中を猛プッシュします。

一緒に最高の音楽を作って、いつかそれをシェアできたら幸いです!

 

Mac、Logic Proを活用した音楽活動について、今後も僕なりの見解を記事にして解説していきたいと思っておりますので、そちらもお楽しみに!

それでは!

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