皆さん、Amazon Prime Musicはご存知ですか?
大手通販サイトAmazonが展開する月額サブスクリプションサービス、『Amazonプライム』に加入することで自動的に付帯するサービスです。
J-POPや洋楽、K -POPなどが追加料金なしで聴き放題になります。
収録曲も200万曲ととても膨大。
ラインナップには有名な楽曲も数多く含まれているので、Amazonでのショッピングをよく利用される方は是非Amazonプライムに加入してみてほしいと思います。
さて、今回はこのPrime Musicで聴くことができる、海外R&Bの名曲をご紹介いたします!
R&B界においてレジェンドと評されるシンガーや、近年のBillboardチャートでよく目にするようなアーティストまで、一度は聴いてほしい楽曲を10曲チョイスしてみました!
それでは、さっそく見ていきましょう!
Johnny Gill – My,My,My
ソロシンガーとしてもさることながら、ボーイズコーラスグループNew Editionのセカンドリードシンガーとしても知名度の高いJohnny Gill(ジョニー・ギル)。
彼が1990年にリリースしたアルバム『Johnny Gill(邦題はロンリー・ナイト)』に収録されているのがMy,My,Myです。
この楽曲はサックス奏者Kenny G(ケニー・G)を制作に迎え入れており、力強くストレートに愛を歌う楽曲に仕上がっています。
彼の魅力はなんと言っても、力強く芯のある歌唱です。
昨今の海外R&Bでは楽曲を繊細に歌い上げるアーティストが多いのですが、ジョニー・ギルの歌唱はソウルフル。しかも、パワフルなだけでなくそこには美しさもあるんです。
彼は、若くしてすでに完成された歌声の持ち主であったことでも有名でした。この曲もまさにそうですが、リリース当時は確か24歳ほど。青年の顔つきからは想像もできないような成熟した歌声が飛び出してきて、誰もが一瞬目を疑ったほどなのです。
なお、ジョニー・ギルの類稀なる歌唱力は現代においてもまだまだご健在です。かつては一致しないとされてきた顔つきと声ですが、やっとそれらが一致するような年齢になってきました。
2014年リリースの『Game Changer』、2019年リリースの『Game Changer 2』も、本当に良いアルバムです。いずれもPrime Musicで視聴可能なので、この機会に聴いてみてはいかがでしょうか?
Ginuwine – Pony
ヒップホップ・ソウルというワードが流行していた1996年に、プロデューサーでありラッパーとしても活動するTimbaland(ティンバランド)のプロデュースのもとで華々しくデビューを飾ったGinuwine(ジェニュワイン)。
デビューアルバム『Ginuwine…the Bachelor』のリード曲がこのPonyで、世界中で注目を集めたきっかけとなりました。
とにもかくにも、当時のティンバランドのセンスは光っていましたね。
まず、ベースの音に驚かされます。人の声を歪めたような音色で、それがすごく不思議で耳に残る。
併せて乗ってくるドラムビートがとてもシンプルなので、余計にベースが目立つんです。
でもなぜか、それが気持ち良い。
ここまでファーストインプレッションで心を掴まれるなんて。
ジェニュワインの歌唱力の高さも注目のポイント。
彼の才能を世間に知らしめることとなった超名曲です!
Michael Jackson – Love Never Felt So Good
キング・オブ・ポップの代名詞と名高いMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)ですが、彼のR&Bの楽曲も名曲揃いです。
その中でも、個人的に特に好きなのがこのLove Never Felt So Good。
1983年にシングル曲としてリリースされ、その後アルバム『Escape』に収録されました。
この曲は、Aメロからサビへの進行が面白いんです。
パッと聴くと、「あれ、今どこからがBメロだ?」と戸惑うことでしょう。Bメロを探しにいくこと自体がそもそもナンセンスかもしれませんが。
少し特殊なメロディ運びをしているのに、それがどこか耳に残っていて、次には口ずさんでしまう…そんな魔法のような瞬間を与えてくれる楽曲です。僕も音楽の活動をしている身ですが、こういうキャッチーで美しい曲を作れるようになったらネクストレベルに行けるかもしれません。
この曲はPrime Music内では『Perfect! R&B Best of 2015』というコンピレーションアルバムに収録されています。同アルバムには他にもたくさんのアーティストのR&Bミュージックが入っているので、一緒に聴いてみてください!
Mariah Carey – Emotions
言わずと知れたR&B DIVA、Mariah Carey(マライア・キャリー)の楽曲といえば?
そう聞かれたときに、僕はいつもこのEmotionsをまず最初に挙げます。
1991年に発売されたアルバム『Emotions』には、当時トップセールスを誇っていたシングルが数多く収録されていました。彼女のキャリア上の2ndアルバムにして、全米アルバムチャートで最高4位、全世界で800万枚ものセールスを達成した名盤です。
彼女自身もこの曲はすごく大切にしていて、現在に至っても彼女のライヴでは必ずと言っていいほどこの曲が披露されます。盛り上げるためには欠かせない楽曲の一つと言えるでしょう。
彼女の魅力はなんと言っても、美しくしなやかなホイッスルボイス。声帯を綺麗に閉じて、わずかに空気の通り道を作ることで発せられる超ハイトーンボイスは、この楽曲でもたくさん披露されています。
R.Kelly – Backyard Party
天才シンガーソングライター、R.Kelly(Rケリー)からは、Backyard Partyをご紹介いたします。
本当はBunp’n Grindのような彼の活動初期の曲を取り上げたかったのですが、あまりにも似たような年代の曲が続いてしまっているので、ここからは比較的モダンな楽曲を取り上げていきます。笑
R.ケリーの紹介において特筆すべきは、彼が正真正銘の音楽の天才であるということです。
彼はシンガーとしての実力もさることながら、ソングライターとしての才能も秀でたものを持っています。彼が自身の楽曲のほとんど全てを、自分で打ち込み、あるいはレコーディングしてデモ制作をしていることはとても有名な話です。
グラミー賞ノミネート歴も多数あり、ミュージシャンとしては輝かしい経歴を持っているのですが、現在はちょっと、大変な状況です…。
R&Bシンガーとして復帰して欲しい気持ちはありますが、世間がそれを許してくれるんでしょうか。僕は帰ってきてくれたら本当に嬉しいですけどね。
(詳しくは「サバイビング Rケリー」と検索!笑)
Usher – Good Kisser
若くしてR&Bシンガーとして注目されていたUsher(アッシャー)も、キャリアが長くなってきました。
ポップス路線を進んでいた時期もありますが、現在は定期的にコンテンポラリーR&Bをリリースしています。最近はNewリリースが多いので、近いうちにアルバムが発表されるかもしれません。
さて、今回ご紹介するのは、彼がデジタルシングルとしてリリースしたGood Kisserです。
この曲のリリースは2014年ですが、当時流行していたエレクトロ色全開な楽曲ではなく、どこかオールドスクールを感じる、まさにリズムアンドブルースと言えるような楽曲に仕上がっていました。
彼はダンスも踊れるシンガーで、本作のPVでもキレのあるダンスを披露してくれています。現在も精力的に活動しているので、今後の彼のアルバムリリースも目が離せません!
この曲はマイケル・ジャクソンのNever Felt So Goodと同じく、コンピレーションアルバム『Perfect! R&B Best of 2015』に収録されています!
Ne-Yo – Because Of You
BillboardのR&Bチャートでよく名前を目にするNe-Yo(ニーヨ)ですが、彼も歌って踊れるシンガーの一人です。
シンガーとしてデビューする前はプロデューサー、ソングライターとしての活動の方が目立っていた彼ですが、Mario(マリオ)に提供した楽曲Let Me Love Youの大ヒットを機に、彼自身にもスポットライトが当てられることとなりました。後に、大御所ラッパーのJAY-Zから「Let Me Love You自分で歌えばよかったのに!」と言われていた、というのは有名な話です。
そんな彼の名が、日本でもよく聞かれるようになったのはこの曲がきっかけだったんじゃないかなと記憶しています。当時は僕も中学・高校くらいでしたが、友人たちが「ニーヨかっこいい!」と言っていたのを今でも覚えています。
彼の歌唱は非常にクリアなハイトーンボイスが印象的です。耳に残る良い歌声ですね。New EditionのリードシンガーRalph Tresvant(ラルフ・トレスヴァント)を彷彿とさせます。
新曲も安定してリリースしていますし、これからの活躍が楽しみなシンガーです!
Musiq Soulchild – ifuleave
天才枠でご紹介します。Musiq Soulchild(ミュージック・ソウルチャイルド)です。
彼もソングライティングとシンガーの才能に秀でていて、自身が関わった楽曲がグラミー賞にノミネートされること10回以上。正しくスーパーヒットメイカーです。
彼はデビュー当初はゴスペル色を感じるようなソウルミュージックをリリースしていましたが、この頃からHip Hop色を取り入れたR&Bソングを書くようになりました。
彼の楽曲の特徴は、ソングタイトルが全て小文字でかつ、単語ごとにスペースが挟まれないこと。この曲も、普通ならIf You Leaveとするのが一般的ですが、彼の場合はifuleaveです。
この曲はヒップホップ・ソウルの代表格と評されているMary J.Blige(メアリーJブライジ)をフィーチャーした楽曲。しっとりしたスロウR&Bに仕上げています。
Ciara – Body Party
美しき歌姫、Ciara(シアラ)の曲といえばこれでしょう。Body Partyです。
優しく美麗なスロウR&Bに彼女の歌唱がぴったりマッチしていることも素晴らしいですが、PVでは彼女の完璧なボディラインも披露されていて、それが楽曲のムードをより大人な雰囲気へと助長している。一つのエンタメ作品として完成されています。
彼女はつい先日3度目の出産を無事に終えましたが、出産するまでは妊婦らしいふくよかな体でお腹の赤ちゃんを守っていても、産後はすぐにボディラインを元に戻してくるという、アーティストの鑑のようなことを平気でやってのけます。
そこに並々ならぬ努力があるのは想像に難くないでしょう。
ご出産、本当におめでとうございます。母子ともに安泰と聞いて安心です。
音楽家としても、母親としても努力してらっしゃる方なので、今後も素直に応援したくなるアーティストの一人ですね!
Chris Brown – Liquor
規格外の異端児アーティスト、Chris Brown(クリス・ブラウン)からは、Liquorをご紹介。
アルバム『Royalty』に収録されているこの楽曲は、ソングタイトルからもお分かりの通り、お酒を題材にした楽曲です。
イントロですごく引き込まれますよね。まさに泥酔したときに感じるあの酩酊感が、ピッチベンドを活用した打ち込みで見事に再現されている。
若くしてシンガーとしてのキャリアをスタートさせてから、数多くの舞台で注目を集めてきたクリス・ブラウン。幼少期はマイケル・ジャクソンのダンスを真似るのが好きだったようで、ダンススキルも卓越しています。キング・オブ・ポップの申し子と評されることも。
青春時代からアーティストとして世間から注目されていたこともあってか、色々とスキャンダルも多かった彼。それでも現在に至るまでアーティストとして愛されているのは、彼が常に期待を裏切らないパフォーマンスで人々にエンターテインメントを提供し続けているからです。
かなりのボリュームのアルバムを割と短いスパンでリリースしていますが、そのどれもが毎回、面白い。
彼の楽曲のPVも毎回ドラマ調のストーリー仕立てになっていて、ミュージシャンとしてだけでなく、エンターテイナーとして優れていることは認めざるを得ないでしょう。
彼が昨年リリースしたアルバム『INDIGO』も例に漏れず、特大のボリュームでリリースされました。このアルバムも非常に完成度が高いので、彼の楽曲を聴いたことがない方はぜひ聴いてみてくださいね!
こんなにたくさんの名曲が聴けるPrime Music、すごくない?
ここまで珠玉のR&Bと称して10曲をご紹介いたしましたが、これらは全てPrime Musicで追加料金なしで視聴することができます。
Prime MusicはAmazonプライムに加入することで利用することができますので、今回の特集で興味が湧いた方はぜひ加入を検討してみてください。
現在、Amazonプライムは月額500円です。そのたったの500円で、通販利用時の配送オプションが基本無料、そのうえPrime Musicが利用できるというだけでなく、映画やアニメ、特別番組等が見放題となるPrime Videoも楽しむことができます。これほど生活を豊かにしてくれるサブスクリプションサービスもそうありません。
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また、Amazonプライムについて解説した記事を過去に公開しておりますので、サービス内容を知りたい方はこちらも併せてどうぞ!
今回は僕が最も愛するジャンルであるR&Bをテーマにした記事だったので、いつも以上に楽しく書き起こすことができました!
これからは僕が大好きなアーティストについてももっと書いてみたいと思っておりますので、今後の更新もお楽しみに!
それでは、今回はこの辺で〜!