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TAKESY
Lofi / Chill Beatmaker
日本のLofi / Chill レーベルJapanolofi Recordsのスタッフ。
海外レーベルから楽曲リリース経験あり。

◆Release Label◆
Etymology Records
Chill Moon Music
Tsunami Sounds
Lo-fi Clouds
Calm Waves Records
Wavee Sound
Japanolofi Records

【Apple Music徹底解説】メリットとデメリットを正しく理解しよう!

 

音楽の楽しみ方は、音楽配信サブスクリプションサービスがすっかり主流となってきました。

しかし、同様のサービスが様々なブランドがリリースされているなか、どのサービスがどの点において優れているのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

 

・楽曲数が多い方が良いのか?

・料金プランが多彩な方が良いのか?

・自分が普段利用しているサービスと連携されている方が良いのか?

 

このような疑問がなかなか解消できずに、音楽配信サブスクの利用に踏み出せない方も多いかと思います。

また、CD愛好家の方もこの手のサブスクには抵抗があるのでしょう。

CDを手に取る感覚が愛おしくてたまらないからこそ、何もかもがデジタルで形がないものになってしまう現代には虚しさを感じるところではないでしょうか。なぜそう思うかって、僕もそんな人間の一人だからです。

 

そんな僕ですが、現在は音楽配信サブスクリプションサービス『Apple Music』を愛用するようになりました。

今回は、CD愛好家である僕が、Apple Musicを実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを包み隠さずご紹介していきたいと思います。

 

Apple Musicに少し興味あるけど、他のサービスと比べてどんなところが優れているの?

音楽配信サブスクリプションサービスに興味があるけど、どれにしたらいいの?

 

この記事は、上記のような疑問をキレイさっぱり晴らしていく内容になっております。

競合他サービスとの比較についても触れていきますので、Apple Music以外のサービスをご検討の方のお役にも立てるはずです。

 

さっそく解説に移っていきましょう。ぜひ最後までお付き合いください!

 

 

目次

Apple Musicはどんな人におすすめ?

 

ひとえに音楽配信サブスクリプションサービス(以下音楽サブスク)と言っても、世の中には類似したサービスが数多く存在しています。

Amazon Music Unlimited、LINE MUSIC、Spotify、AWAなどが有名ですね。それ以外にも探せばたくさん出てきます。

それぞれに何かしら特別な機能があって、他社サービスとの差別化が図られているのかなと思いきや、ぶっちゃけ大きな違いはありません

できることは本当に簡潔で、音楽が聴き放題であるということに尽きます。

 

ただ、細かな要素を見たときに、他サービスにはない微妙な違いや特徴に魅力を感じる方もいらっしゃるでしょう。

それについて言えば、Apple Musicは他サービスよりも、音楽愛好家やミュージシャンに嬉しい利点が多いサービスであると言えます。

特に、広い年代かつオールジャンルの音楽が好きな方にはぜひApple Musicをおすすめしたいです。

事項から、Apple Musicを選ぶことのメリットやデメリットについて、他社サービスと比較しながらご紹介していきましょう。

 

Apple Musicのメリット

CDからインポートした楽曲も同時に楽しめる

 

それではまず、CD愛好家が抱いている音楽配信サブスクへの偏見を、一気に取っ払うことから始めましょう。正直これが、Apple Musicの最大のメリットです。

 

Apple Musicは、iTunesとしての機能も併用することができます。

そうです。CDを取り込んで楽曲を楽しむことは、変わらずにできるんです。

 

他の音楽配信サブスクサービスの場合は、CDから楽曲をインポートするシステムは持っていません。CD形式でしか販売されていない音楽を楽しもうと思ったら、どうしても別のアプリケーションを使用する必要があります。

しかし、Apple Musicであれば、他のアプリケーションを使用せずとも、配信されている音楽とCDからインポートした音楽を同時に楽しむことが可能です。

 

音楽配信サブスクが主流になったとは言え、レーベルや所属事務所の意向でサブスク解禁がされていないアーティストも決して少なくありません。

それらのアーティストの楽曲を楽しみたいと思ったら、やはりiTunesは必須なんです。CDを買う必要があるのですから。

CD愛好家の方が音楽配信サブスクを選ぶなら、Apple Music一択に絞ることができると僕は思っています。

 

CDを愛する気持ちを捨てる必要はありません。その気持ちはずっと大切にしていてください。僕も、今でもCDは買い続けています。

ただ、昨今はCD販売をせずに、EPというデジタル限定の楽曲展開のスタイルに移行するアーティストも増え続けています。その流れに乗り遅れないことも大切です。

CDが好きである前に、音楽が好きであるという方にはぜひ、Apple Musicをお勧めしたいと思っています。

 

世界のトレンドを捉えたプレイリストが充実

 

AppleがiTunesで楽曲販売を開始したのはもう随分と前のこと。

現在に至るまで、世界中の人々に、様々な楽曲を販売してきたわけですが、長年のマーケティングの蓄積から、現在のトレンドを的確に捉えた最新プレイリストを作ってくれています。

 

 

これらのプレイリストは、日々内容が入れ替わっていくので、いつ聴いても飽きることはありません。

日頃から音楽のトレンドを追い求めているミュージシャンや、音楽ライターの方には嬉しい機能です。常に最新の音楽に触れていたいタイプの音楽愛好家にもお勧めできます

 

まだ知らない音楽を発掘しやすい

 

Apple Musicは、最新プレイリスト意外にも、多種多様なプレイリストを公開しています。現代の新しい音楽だけでなく、往年の古き良き音楽を発掘したい場合にもすごく便利です。

Essentialsシリーズ(はじめての○○シリーズ)やジャンル別の年代別ベストヒッツのような定番はもちろん、レコード会社別に楽曲をまとめたプレイリストもすごく重宝します。

 

例えば、『モータウン』で検索してみましょう。

60年代以降のブラックミュージックを支え続けてきたモータウンレコードの楽曲が、100曲以上、計5時間に渡り収録されている膨大なプレイリストが出てくるはずです。

レコード会社別のプレイリストが優れているのは、有名どころはもちろん、当時はあまりヒットしなかったアーティストも収録されていたりして、「あれ、このミュージシャン知らないな」といった新鮮な出会いが経験できることに他なりません。

あなたが聴いたことのない音楽を、Apple Musicはたくさん教えてくれます。それらが聴き放題なのですから、新たな音楽体験ができていると言っても過言ではないでしょう。

また、往年の音楽が好きな方にとってこれは、宝の山が聴き放題であることを意味しています。オールドスクールミュージックを愛する方々にもお勧めすることが出来ます。

 

アーティストたちが出演しているラジオ番組が豊富

 

ラジオ番組が豊富なこともApple Musicの利点の一つ。

J-Popをフィーチャーした番組もあれば、海外の大御所アーティストがDJを務める番組も多数。これらもすべて聴き放題です。

 

 

Apple Musicで人気のラジオ番組『J-Pop Now Radio』では、旬のアーティストをゲストに迎えてトークを繰り広げている回も多数。楽曲制作秘話などが聴けたりするので、ファンには嬉しい要素です。

 

Apple Music限定のアーティストインタビューが自由に視聴可能

 

Apple Music限定のアーティストインタビューが楽しめるのも特徴の一つ。

文章としても、映像としても、音声としても楽しめるように様々なコンテンツを用意してくれています。音楽雑誌を手に取っているような感覚です。

インタビューコンテンツは著作権に大きく関わるため画像の掲載は致しませんが、基本的に海外のアーティストを取り上げたものが多いです。英語の勉強にもなりそうですね。

 

1再生あたりのアーティストへの還元率が高い

 

個人的にApple Musicに好感が持てたのが、このアーティスト還元率です。

皆さんが楽しんでいる音楽は、アーティストやエンジニアの方々が時間をかけて丁寧に制作したものです。それらを皆さんが視聴することで、制作者側には報酬という形で収益が還元されていきます。

 

このアーティストへの還元率、音楽配信サブスクサービス毎に違いがあるってご存知でしたか?

1再生あたりのアーティストへの還元金額は、だいたいこんな感じです。

 

・Apple Music        : 約1.06円

・Amazon Music Unlimited : 約1.04円

・AWA            : 約0.9円

・LINE MUSIC        : 約0.74円

・Amazon Prime Music   : 約0.39円

・Spotify          : 約0.27円

 

僕自身もミュージシャンなのでよくわかるのですが、楽曲制作には、膨大な時間と労力を必要とします。人生の時間のほとんどを、音楽に注ぎ込んでいるんです。

そして、制作には少なからずお金がかかってしまうこともまた事実。

アーティストたちが命を削って作り上げた音楽ですから、せっかくなら、少しでも利益に還元してあげられるサービスを使う方が良くないですか?

 

ちなみに、Amazon Music Unlimitedのアーティストへの還元金額は、少し前まで1再生あたり約1.27円でした。現在は下がってきている状況です。

一方のApple Musicは、安定して1円以上をキープし続けています。アーティストを大切にする意思が窺えて、個人的にはすごく好感を持ってます。

 

Amazon Echoを介してAlexaと連携可能

 

Apple Musicは、Amazonがリリースしている生活サポートAI『Alexa』と連携することが可能です。Amazon Music Unlimitedでなくとも、Alexaで音楽を楽しむことができます。

Alexaとの連携は、Amazon Music各種、Apple Music、AWA、Spotifyで可能です。LINE MUSICは残念ながら利用できません。

 

連携手順について解説した記事を以前公開しておりますので、興味があればそちらもご覧ください。

 

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類似他社サービスと大きく変わらない要素

 

楽曲数が膨大

 

これはもう多くのサービスが謳っていることですが、楽曲数に多少のばらつきはあれど、どのサービスを利用してもたくさんの楽曲が楽しめることに変わりはありません。

参考程度に、収録曲数は以下の通りです。

 

・Apple Music        : 7,000万曲以上

・Amazon Music Unlimited : 7,000万曲以上

・AWA           : 8,000万曲以上

・Spotify          : 5,000万曲以上

・LINE MUSIC       : 6,000万曲以上

 

「1,000万曲以上も開きがあるのに、本当にどのサービスも変わらないと言えるの?」と思われるかもしれませんが、逆に考えてみてください。

新しい音楽は日々増え続けていて、人それぞれジャンルの好みにもばらつきがあるなかで、人生でこれらすべての楽曲を完全に網羅する方はどれくらいいらっしゃいますか?

そう考えると、正直5,000万曲も入っていれば十分ではないでしょうか。

 

僕もそうですが、音楽を研究する人間にとってはもちろん、収録曲数は多いに越したことはありません。

ただ、一般的に音楽を聴くためだけなら、どのサービスを利用しても遜色なく楽しめます。

収録曲数の観点では音楽サブスクサービスを選ぶ決め手とはなり得ませんが、逆に言えばApple Musicが他サービスに埋もれることないので、その点はご安心ください。

 

その人に合ったプレイリストを作成してくれる

 

これも、どのサービスも上手く出来ています。Apple Musicもその例に漏れません。

 

普段聴いている音楽から、その人に合うプレイリストをAIが自動的に作成してくれるFor You機能。

「このアーティストが好きならこっちも好きでしょ?」とでも言わんばかりに、まったく知らなかったアーティストを盛り込んでくれたりします。

僕も実際にこういったサービスを利用してみて、知らなかったアーティストをたくさん教えてもらうことができました。自分の音楽性が、いかに狭い見聞から出来上がっていたものであったかを思い知らされています。

まだ知らない音楽を発掘するのに、音楽配信サブスクはとても効果的です。

 

ビッグアーティストや著名人が作成したプレイリストを楽しめる

 

これも、各サービスが力を入れているポイントです。

一流アーティストや著名人、各界の関係者が作成したプレイリストが豊富に用意されています。

 

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アーティストや著名人が作成したプレイリストは正直、Spotifyが一歩秀でています。

しかしApple Musicでは、新進気鋭のシンガーや超有名番組、一流女性ファッション雑誌などもプレイリストを公開してくれています。

テレビ番組やファッション雑誌は流行に特に敏感です。そういった方面から公開されるプレイリストはなかなか面白く、聴きごたえがあります。

 

ミュージックビデオのプレイリストも充実

 

昨今の音楽サブスクサービスでは、ミュージックビデオも視聴し放題です。ミュージックビデオのみを集めたプレイリストも存在しています。

 

 

これも、各サービスとも遜色なく楽しめる水準です。Apple Musicでももちろん楽しめます。

 

基本プランの金額

 

料金プランについても、基本プランであれば、金額はどのサービスも差はありません

基本プランは以下の通り。

 

一般プラン:月額980円

ファミリープラン:月額1480円

学生プラン:月額480円

 

ファミリープランの最大登録人数が6人であることも、学生プランの適用対象が大学生、短大生、専門学校生、高等専門学校生(高校生は不可)であることも同じです。

 

他のサブスクリプションサービスより劣っていると感じる部分

無料プランがない

 

他社サービスでは無料プランが存在していますが、Apple Musicにはありません。あるのは3ヶ月間の無料トライアル期間のみです。

無料プランがあればもっと利用者の間口が広がるのではないかと思いますが、無料試聴者が増えるとアーティストへの還元金額に影響が出る等の理由があるのでしょう。

アーティストを守るためには致し方ないとは理解していますが、他サービスよりも一般利用者を増やしにくいという点では、デメリットであると言えます。

 

特殊な料金プランの種類が少ない

 

基本プランこそ他サービスとまったく同額ですが、特殊な料金プランが一切ない点はApple Musicのデメリットです。

例えば、SpotifyにあるようなDUOプラン(夫婦や恋人、友人同士など、2人で楽しめるプラン)や、Amazonにあるようなワンデバイスプラン(1台のAlexa対応端末でのみ楽しめる格安プラン)など、通常よりもお得に楽しめるプランが他社サービスには揃っています。

Apple Musicもそういったプランがあったら良いのに、と思いますが、現時点ではないというのが実際のところです。

 

シンガロング機能がない

 

Spotifyにのみ搭載されている機能で、ざっくり言えばカラオケ機能です。

楽曲からボーカル部分のみを上手に抜いて、オケを作ってくれます。Spotifyでも全曲がこの機能に対応しているわけではないようで、一部の楽曲でのみ適用可能のようです。

カラオケが好きで、結構な頻度で歌の練習をしたい方には嬉しい機能だと思いますが、残念ながらApple Musicにはこのような機能はありません。

 

Family Mix機能がない

 

これもSpotifyでのみ利用できます。

ファミリープランに登録されている人たちがそれぞれよく聴く楽曲を分析し、ファミリー向けのプレイリストを作成してくれる機能です。

これがあれば、家族ドライブの車の中で、全員が好きな曲が入ったプレイリストを流すことができます。これはすごく便利ですよね。

Apple Musicにもこの機能つけてくれないかなぁと思っていますが、現時点では搭載されていません。残念です。

 

【終わりに】気になったら3ヶ月間の無料トライアルを試してみよう!

 

Apple Musicは3ヶ月間、無料ですべての機能を体験することができます。実際に利用して、類似他社サービスと比較してみることをお勧めします。

もちろん、トライアル期間内に解約手続きをしてしまえば料金が発生することはありません。

これまでCDから取り込んだ楽曲たちが消えてしまうこともないです。ご安心ください。

 

Apple Musicの無料トライアルのリンクを載せておきますので、気になった方はぜひお試しください。

 

 

CD愛好家の皆さんに、Apple Musicは新しい音楽体験を提供してくれます。

たくさんの音楽に包まれた幸せな生活を、一緒に楽しんでみませんか?

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