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TAKESY
Lofi / Chill Beatmaker
日本のLofi / Chill レーベルJapanolofi Recordsのスタッフ。
海外レーベルから楽曲リリース経験あり。

◆Release Label◆
Etymology Records
Chill Moon Music
Tsunami Sounds
Lo-fi Clouds
Calm Waves Records
Wavee Sound
Japanolofi Records

【DTM】湿気に弱いレコーディングマイクの管理はデシケーターにおまかせ!

 

レコーディングする際に使用するマイクには様々な種類がありますよね。

言わずもがな、そのどれもがデリケートな機材です。丁寧な扱いが求められます。

 

よく言われるのは湿気に弱いというものです。
マイクは薄い金属の振動で音を集音しているので、そこが錆びてしまうと当然、録り音にも影響を与えてしまいます。

なので、マイクの管理は多湿な場所を避けて、適切な湿度で管理しなければいけません。

 

しかし、多くの方が疑問に思うことでしょう。

 

果たして、適切な湿度って一体どれくらいなの?

その湿度をキープするためにはどのような管理をしたら良いの?

 

巷では、低コストなマイクの管理方法として、食材用の乾燥剤とマイクを一緒にジップロックなどに密閉して管理する方法などが紹介されていたりしますね。
僕は、それは少々危険な管理方法だと思っています。

 

なぜなら、一般的な乾燥剤は効果が無限に続くわけではない上に、どれだけ使用したら効果が薄れてくるのかの判別がつきにくいからです。

 

まだまだ乾燥させてくれていると思っていたら、思ったより乾燥効果は薄れてしまっていた、ということもよくある話です。それだと、マイクの音質の劣化を食い止めるには少々心許ないですね。

 

では、低コストで、常に適切な湿度でマイクを管理する方法はないのでしょうか。

マイクは高価な機材です。
故障は避けたいだけに、管理方法が不明確だと不安でしょうがないですよね。

 

ご安心ください。マイクの管理に最適なアイテムを見つけてしまったのです。

今回は皆さんに、その素晴らしいアイテムをご紹介いたします!

 

目次

機材の湿度管理はデシケーター(防湿庫)に任せよう!

 

世の中にはデシケーター(防湿庫)と呼ばれるものが存在しています。
密閉された庫内の湿度管理を自動で行ってくれるアイテムです。

 

デシケーターを使うメリットは、スイッチをオンにしてマイクを突っ込んでおくだけという簡単な管理で済む点と、鍵付きのものを使えば防犯効果も期待することができる点です。

 

あまり難しいことは考えずに、マイクを使用した後はデシケーターに入れておく、ということだけを意識しておけば良いわけですから、これほど簡単な管理方法はありません。

なお、デシケーターによるマイクの保管は、プロのレコーディングスタジオでも採用されている管理方法です。マイクの保管方法としては最も優れている手段であるということが言えます。

 

実際にデシケーターを入手してみた【Re:CLEAN 21ℓレビュー】

 

というわけで、早速デシケーターを入手してみました!

 

当初は自分で購入予定でしたが、僕の誕生日が近かったこともあり、義母が何かプレゼントしてくれるとのことだったので、ダメ元でデシケーターをお願いしたら快諾してくれました。

実際に手に入れたのはRe:CLEANというブランドの、容量が21ℓのデシケーターです。
義母がAmazonで購入してくださいました。価格は7,980円です。

 

 

プレゼントしてくださるとは言え、あまりにも高価なものをお願いするわけにはいきませんし、何より僕はそこまで多くのマイクを所持しておりません。21ℓもあれば十分です。

 

実際に自宅に届いたので、さっそく開封してみました。

 

 

 

少々ガラスの照り返しが目にきついかもしれませんが、ご了承ください。

ご覧の通り、内容物はいたってシンプルで、ちっちゃな倉庫です。
中には湿度管理をするための機械が内蔵されており、湿度計も完備されています。
適切な湿度を設定して、保管物を中に入れておくだけで管理できてしまう優れものです。

 

 

 

 

こちらが庫内の機械です。かなりコンパクトなので、内容量を圧迫することはありません。

設定項目はノブ一つだけで、右に回せば回すほど乾燥が強くなっていきます。設定がシンプルなのも好感が持てます。

 

 

 

 

湿度計はパーセンテージで表示されています。
マイクを管理するためのベストな湿度は30%〜50%ですので、そこに合うように庫内のノブを調整します。

 

なお、僕はノブを右に振り切っていますが、湿度が30%を下回ることは今のところありません。ちょうど40%くらいです。

ただ、多少の個体差はあると思いますので、もし同製品をお求めの場合は湿度計を確認しながらノブを調整してください。湿気に弱いレコーディングマイクですが、逆に乾燥しすぎていてもあまりよくありません。

 

そして特筆すべきは、稼働音がとにかく静音であること。

 

ほとんど無音と言っても過言ではありません。
うるさくないので、場所を選ばずに設置することができます。

 

 

 

 

実際にマイクを入れてみるとこんな感じ。

ご覧の通り、マイク1本だけだとかなり容量を持て余します。
マイク4~5本くらいは入るのではないでしょうか。

 

使用電気量について

 

機械に湿度管理を任せてしまおう、というのが今回の記事の全てになるわけですが、ここで気になるのが電気代ですよね。

 

24時間365日管理し続けるわけですから、基本的に電源はオンにしたままです。

ものすごく電気代が高くなるのではないかと危惧されている方もいらっしゃるかと思いますが、その辺りもご安心ください。

 

湿度が高めの環境に設置し、24時間連続で除湿運転をした場合でも、電気代は1日あたりたったの約1.8円とのことです。単純計算すると1ヶ月で約54円年間使用しても電気代は648円。とても省エネな設計になっていることがお分かり頂けるかと思います。

初期投資(デジケーター自体の費用)さえ許容できれば、ランニングコストはそこまで大きな問題ではありません。

 

【終わりに】小難しいことは機械化してしまった方が良いかも

 

湿度などの人の手による管理が難しいものは、機械に任せて自動管理してしまった方が良いと僕は考えています。

 

多少のコストはかかるかもしれません。
しかし、DTMをする上では他にも気を配らないといけないことがたくさんあります。
少しでも憂慮を減らすことが、ストレスフリーな活動につながっていきます。

 

今回ご紹介したRe:CLEANのデシケーターは、初期投資もランニングコストも驚くほどリーズナブルです。コストパフォーマンスに優れているので、比較的導入もしやすいのではないでしょうか。

 

マイクの湿度管理にお悩みの方は、ぜひこの機会にデシケーターを導入してみてくださいね!

 

Re:CLEAN 21ℓデシケーター

 

それでは今回はこの辺で!

また次回の記事でお会いしましょう!!

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