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TAKESY
Lofi / Chill Beatmaker
日本のLofi / Chill レーベルJapanolofi Recordsのスタッフ。
海外レーベルから楽曲リリース経験あり。

◆Release Label◆
Etymology Records
Chill Moon Music
Tsunami Sounds
Lo-fi Clouds
Calm Waves Records
Wavee Sound
Japanolofi Records

【モバイルDTM】スマホで作曲したいならiPhoneが最もオススメ!

 

DTMerの方は基本、自宅でPC端末を使用して楽曲制作をするのがメインとなりますが、多くのDTMerが『時間と場所にとらわれない楽曲制作』ができる環境を強く望んでいます。

しかし、PCマシンを常に持ち歩いて楽曲制作をすることは当然難しいです。メインマシンがノートパソコンであっても、意外と重たいので常に持ち歩くのは嫌だという方が多いのが現実。

 

となると、外出中はモバイル端末でDTMをするのが一番好ましいわけですが、タブレットも意外と重量があって、持ち歩くのは少々大変です。

ノートパソコンよりはよっぽど軽いですが、手提げカバンにタブレット端末が入っているのと入っていないのとではその重さは雲泥の差なんです。(体験談)

 

さぁ、ここまで来たらもう想像もつくかと思いますが、外出時のDTMマシンとして一番利便性が高いのはやはり、皆さんが日頃使用しているスマートフォン、ということになります。

 

しかし、現在ではスマホにもたくさんの種類があります。

 

果たしてどれを使うのがもっともベストなのか?

結論から先にお伝えすると、モバイルDTMにもっとも適したスマートフォンはiPhoneです。

 

今回はその答えに行き着いた根拠を解説していきたいと思います。

 

目次

ブランドや機種で選ばずとも、消去法で決まる!

 

なぜモバイルDTMに最も適したスマホがiPhoneなのか。これは僕がApple信者だからではないし、Android端末が嫌いだからでもありません。

 

これは僕の持論ですが、今やスマホも百数十種類近く発売されておりますが、それぞれスマホ本体の機能に多少の差はあれど、操作性はどれを使ってもほとんど変わらないと思っています。

画質やカメラ機能、音質などにはもちろん性能差はあるでしょう。しかし、それらを使用するにあたって僕らは『画面を指で触って操作する』動作しかしていません。

 

このことから、機能性に差はあっても操作性には差がないということは確かです。

 

つまり、DTMで使用するスマホを選ぶにあたって、ブランドや機種でデバイスを選ぶことはナンセンスなのです。本当に気にするべきなのは、いかに優れたスマホ用DAWアプリを使用することができるかに尽きます。

 

スマホDAWアプリのなかで最も優れているのはGarageBand

 

では、スマホ用DAWアプリのなかで最も優れているのはどれなのか。これは機能性、コストパフォーマンス等を総合的に見ると、GarageBand一択です。

 

DAWの機能を評価するにあたってポイントになるのは、MIDI打ち込みが自由にできること、インストゥルメントの数が多いこと、ループ素材が豊富であることなど多々あります。GarageBandはそのすべてにおいて高水準でした。

また、GarageBandの驚くべき点は、それらの高水準な機能をすべて無料で使えてしまうことです。

 

PCによるDTMはとにもかくにもお金がかかります。なので、モバイルDTMにお金をかけるくらいならそのファンドはPC用のDTMの追加プラグインや追加音源に費やしたいところです。

GarageBandならそれが叶います。DAWとしての機能が十分素晴らしいのに、それが無料で使えてしまう。これほど優れているスマホ用DAWアプリは他にありません。

 

さて、使用するべきスマホ用DAWアプリが決まれば次はスマホの機種選びですが、GarageBandを使用すると決めた方なら、機種選びは悩む必要がありません。

なぜなら、GarageBandはiPhoneでしか使用することができないからです。

 

iPhoneを購入時点で既にGarageBandはプリインストールされているので、細かい設定などは不要です。すぐに楽曲制作を始めることができます。

 

iPhoneを使用することのその他のメリット

写真や動画を撮影する際の画質が綺麗!

 

iPhoneといえば、写真撮影や動画撮影においても素晴らしいクオリティを実現してくれることで有名ですね。

楽曲制作には直接的には関わりませんが、iPhoneを使用して楽曲投稿用のジャケット画像を撮影する場合や、MVを撮影する場合に便利です。

 

レディー・ガガの楽曲、Stupid LoveのMVは全編iPhone11で撮影されたことで有名ですね。

 

※Safari環境、iPhone環境では視聴できないことがあります

 

iPhoneがあればこのクオリティのMVの撮影ができてしまうということです。これはミュージシャンやアーティストにとっては嬉しい機能ではないでしょうか。

 

動画編集アプリiMovieがプリインストールされている!

 

こちらもDTMerに嬉しい機能です。iPhoneには動画編集アプリiMovieが無料で導入されているので、すぐにでも動画編集をすることができます。

DTMerなら、制作した楽曲は多くの人に聴いてもらいたいはず。SNS等を活用して楽曲を公開してみようと考えている方も多いのではないでしょうか。

 

その際、SoundCloudなどのストリーミングサービスにて楽曲を投稿するだけでなく、動画にしてSNS上に直接投下するのも効果的です。

 

よくあるのが、実際のDAWのエディター画面をキャプチャーして、その動画の不要な部分をカットして投稿する手法です。動画の作成も簡単だし、DTMerなら楽曲制作のワークフローが気になる方も多いので、この手の動画再生数も稼ぎやすいのでオススメです。

 

ボイスメモアプリが結構便利!

 

iPhoneにデフォルトで備わっているボイスメモがとても優秀です。楽曲制作のアイデアが浮かんだときに、それを忘れないようにするためによく使います。

メロディを口ずさんだり、やろうと思ったことを口頭でボイスメモに吹き込んでも良いでしょう。

 

ボイスメモとは別で、メモ帳アプリもプリインストールされているので、アイデアを文字として残しておくこともできます。

 

ボイスメモが優れているのは、それをそのままGarageBandやiMovieで使用できること。

楽曲で使いたい素材を外に録音しに行くこともできてしまうし、歌唱した歌声をそのまま読み込んでミキシングすることもできてしまいます。これはDTMerやミュージシャンには嬉しい機能ではないでしょうか。

 

Zipファイルの解凍も楽々! オーディオデータのダウンロードもお手の物!

 

実はiPhoneは、特殊なアプリケーションを使わずともZipファイルを解凍することができてしまいます。

ギガファイル便などのダウンロードサイトにアップロードされている圧縮されたオーディオデータを試聴することができるので、クライアントに依頼していた音源の確認や、音楽系教則本に付属している楽曲データの確認などが簡単にできてしまいます。

 

解凍手順も簡単。iPhoneの『ファイル』アプリケーションから行うことができます。

圧縮データの解凍までできてしまうなんて、パソコンと同じレベルに近づく日も近いかもしれませんね。

 

iPhoneはどのモデルを買うのが良いのか?

 

さぁ、iPhoneがミュージシャンにとって素晴らしいスマホであることはご理解いただけたことと思いますが、iPhoneにも様々なモデルがあります。一体どれを買うのが良いのでしょうか?

 

結論から言うと、iPhone8以降のモデルならなんでも良いです。もちろん、新しければ新しいほど性能が良いのでオススメですが、その分高価になっていくので、お財布に余裕がある方は新しいモデルを購入すると良いかと思います。

なお、iPhoneは各モデルともストレージ(容量)ごとに機体が異なっています。後からストレージを増設することはできないので、自分のやりたい活動に合わせてストレージを選んでいくことをオススメいたします。

 

ストレージについては各容量ごとに以下のように考えてください。

 

・64GB

音楽だけをやりたい場合には64GBでもなんとかなります。ただし、その他のアプリケーション(ゲーム等)をインストールするとすぐに容量がパンクしますので、日常生活の傍らで楽曲制作をしたい場合には注意が必要です。

 

・128GB

楽曲制作やDAWのエディタ画面のキャプチャー、その動画編集等であればこれだけの容量があれば十分です。ゲーム等の娯楽アプリを複数インストールても、iTunesなどでたくさんの楽曲をインストールしても事足ります。DTMerの方はこの容量の機体を買うのが良いでしょう。

 

・256GB以上

これほどの容量が必要になる方がいるとすれば、それはPVなどの動画撮影をメインに行いたい方に限定されてくるでしょう。YouTuberなどの映像を日常的に取り扱う活動をしたい場合はこちらを検討してください。

 

 

なお、僕は日常生活の合間にDTMをするだけの用途で256GBのiPhone8を使用していますが、先ほどストレージの使用状況を確認したら68.2GBでした。次回からは128GBのものを買うことにしようと思っています。

iPhoneのおすすめの購入方法

 

ご使用のキャリア会社にもよりますが、au、docomo、softbankの三大キャリアを利用している方は、そのキャリアが行っているキャンペーンを利用して比較的安い価格で購入することをお薦めします。

 

それ以外の、いわゆる格安SIMカードを契約されている方は、中古で購入するか、Apple Storeで新品購入することをお薦めいたします。

 

Apple Storeで購入する場合は、信販会社であるオリエントコーポレーション(通称オリコ )が提供している無利子の分割ローンを利用して購入することができます。

12ヶ月分割や、最大で24ヶ月分割まで無利子で行うことができるので、月々の少ない支払いでiPhoneを購入することができます。僕もこちらを利用して新品のiPhoneを購入しました。

 

最新モデルを購入するほどの金銭的余裕がない方は、過去のモデルを中古で買うのが良いでしょう。状態がとても良い機体でも、かなり安く販売されていることが多いです。

 

【終わりに】iPhoneはDTMerにとって強い味方!

 

iPhoneはDTMをはじめとするクリエイティブな活動がしやすいスマホです。これからDTMを始めたいと考えている入門者の方から、すでにDTMを行っている上級者の方まで広くオススメできると思っています。

iPhoneのGarageBandで楽曲制作をしたい方は、操作方法を解説している連載がありますのでそちらも読んでみてください!

 

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また、iPhoneはMacユーザーにとってはとても優秀なデバイスです。近いうちにMacとiPhoneを併用することの優位性について解説していきたいと思いますので、そちらもお楽しみに!

 

それでは、今回はこの辺で!

また次回の更新でお会いしましょう!

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