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【DTM】iZotope Ozone Advancedでミックスをワンランク上へ! お得な購入方法も解説!

 

iZotopeの代名詞とも言えるOzoneシリーズ。マスタリングをAIアシスタントが自動でやってくれるプラグインとして注目を集めました。

iZotopeはとても良心的なメーカーで、最下位バージョンであるOzone Elementsを無償配布してくれることもしばしば。すでに所持している方も多いのではないでしょうか。

僕もSNS上で、無償配布キャンペーンが開始されていることを知ったらすぐに「とりあえずもらっとけ」と発信しています。

 

Ozoneシリーズと聞くと、どうしてもマスタリングを意識しがちですが、実はミックスにおいても大活躍してくれるってご存知でしたか?

同社のミキシング用ツールとしてNeutronがありますが、僕はNeutronよりもOzoneをミキシングで多用しています。

 

そこで今回は、Ozoneがなぜミキシングに向いているのかを、搭載されているプラグインを解説しながら説明していきたい思います。また、お得な購入方法についても併せて解説いたします。

この記事は以下のような方々にお役立ていただけます。

 

・すでにOzoneを持っているけどもAIアシスタント機能しか利用してこなかった方

・Ozoneシリーズの下位版を所持していて、アップグレードを検討している方

・iZotopeの有料プラグインを所持していて、クロスグレードを考えている方

・iZotope Ozoneシリーズに興味がある方

・手持ちのプラグインだけでは力不足で、新しいプラグインを買い足したいと考えている方

 

それではさっそく、解説に入っていきましょう!

 

目次

【大前提】Ozoneをミックスで活用するためにはAdvanced版が必須

 

Ozoneシリーズを、マスタリングのみならずミックスにおいても活用するためには、大前提としてAdvanced版を所持している必要があります。

現在所持しているOzoneがElements版あるいはStandard版の場合は、セール時期を狙ってAdvanced版にアップグレードしてしまいましょう。

 

Ozoneシリーズの特徴は、AIが様々な独自プラグインを活用して、自動でマスタリングを仕上げてくれるというもの。Elements、Standard、Advancedと3種類のランクがありますが、ランクごとの違いは使用できる独自プラグインの数の違いです。

 

加えて、Advanced版の最大のメリットは、その各独自プラグインを単体のプラグインとして使用できることにあります。

 

要するに、AIアシスタントによるマスタリングの工程で、Ozone内部で独自のEQやコンプレッサー、マキシマイザーなどのプラグインを使用して自動マスタリングが完了するわけですが、Advanced版であれば、そのプラグイン群をそれぞれ単体で各トラックに挿して使用することができるのです。 

追加プラグインとしてOzoneシリーズの購入を検討している方は、ぜひAdvanced版を視野に入れてください。他社製プラグインを単体で買い揃えていかずとも、Ozone Advancedを買うだけで必要な一級品プラグインを一挙に手に入れることができます。

 

お得な購入方法については後述しますので、ここでは割愛いたします。

 

搭載されている超優秀なプラグイン群

 

Ozoneがミックスでも大活躍する理由は、他でもないこれです。Ozone内に搭載されているプラグイン群が本当に優秀。

 

 

順番に各プラグインを、簡単に解説します。

 

・Dynamic EQ

 指定した周波数帯において、一定の音量を超えた場合にのみ動作するEQ。出音もクリアで、余計な味付けをしない優れたダイナミックEQ。

 Stereo、Mid/Side、Left/Rightの3モードで使用可能。さすがにFabFilter Pro-Q3ほどの便利さはないが、非常に使いやすい。ヴィジュアルアナライザー付きなので、DTM初心者ほど持っておいた方が良い。

 

・Dynamics

 リミッター機能付きコンプレッサー。インプットとアウトプットをそれぞれ設定できるので、ボリューム調整も簡単。あると便利なデジタルコンプレッサー。

 

・Equalizer

 みんな大好きEQ。先のDynamic EQの、通常EQ(ダイナミック機能なし)版。

 

・Exciter

 指定した帯域に倍音を付加するエキサイター。帯域を直感的に指定できるのが良い。ヴィジュアルアナライザー付きであることもグッド。

 ボーカル含め様々な楽器に使える。帯域指定をしなければサチュレーターとして使えるので、キックやベースの迫力が欲しい時にも効果的。倍音設定を大きめに設定することでオーバードライブ効果も得られる。使い勝手が良すぎて、基本的にこれをミックスで使わないことはない。

 

・Imager

 ミキシングにおいてNeutronではなくOzoneを使うことを提唱したい最大の理由がこれ。このイメージャーが本当に替えの利かない代物。

 帯域別に音の広がり方を指定できるうえ、出音がクリアで綺麗なのが個人的に最強。また、音を広げるだけでなく狭めることもできるので、サイドに散りすぎている低音をミドルにすっきりまとめることもできちゃう。

 なお、iZotopeのフリープラグインにもOzone Imagerがあるが、そちらは帯域指定はできない。この素晴らしい効果を得るためにはOzone Advancedを入手する他ない。

 

・Low End Focus

 Ozoneによるミキシングの利点その2。ローエンド処理に特化したコンプレッサー。

 昨今の楽曲は低域の演出が本当に大事。それを簡単操作でできるようにしてくれるありがたいプラグイン。

 仕組みとしては、300Hz以下で帯域を指定し、アタック・リリース設定の異なる2種類のコンプレッションモードから好きな方を選び、アウトプットゲインを決めていくというもの。これも声、楽器問わず何にでも使える。

 

・Master Rebalance

 これは完全にマスタリング向け。マスタートラックに挿して、曲中から指定したパートだけを目立たせてくれるプラグイン。

 選べるパートはボーカル、ベース、ドラムのみ。このチョイスがまた音楽的で素晴らしい。この3種類が上手に調整できていればスピーカーから音を聞いた時に破綻しないことが多いから。

 なお、パートは1つしか選べないので、2種類以上を目立たせたいなら複数回インサートしよう。

 

・Match EQ

 これもマスタリング向け。リファレンストラックの周波数特性を記憶し、自分の楽曲に反映させてくれるというもの。良いクオリティに仕上げるのに最も効果的なのは、良い作品のクオリティを真似ることに他ならない。

 

・Maximizer

 マスタリングで使うと思われがちなマキシマイザーだが、ミックスでもリミッティング目的でよく使う。

 マスタリングにおいては必須となるディザー機能(あえてノイズを乗せることでダウンコンバート時の歪みを解消しようとする機能)も付いていて、ディザリングの種類も選べる。マスタリング用プラグインとしての真価とも言えるマキシマイザー。

 

・Spectral Shaper

 Ozoneモジュールの中で最大の不思議機能。仕組みはよくわからないけど、使うと音をめっちゃいい感じにしてくれる。

 公式の解説では、ディエッサー的に不要な成分だけを減衰させてクリアな音像を目指すものらしい。中低域のもわっとした音をスッキリさせたい時、あるよね。

 

・Vintage Compressor

 なんとなく普通のコンプよりは使いにくそうな印象を持ってしまいそうだが、アナログモデリングコンプではなく、ちょっとしたマルチバンドコンプみたいなもの。マルチバンドってほど帯域指定はできないが、音像調整にはちょうど良い。

 

・Vintage EQ

 初心者には扱いにくいであろう、固定バンド型のEQ。仕組みは確かにアナログっぽい。

 マスタリングにおいて真価を発揮するEQだと言える。ミックスにおいては先のEQとダイナミックEQだけで事足りるので、必要に応じて使っていこう。

 

・Vintage Limiter

 倍音の味付けが欲しい時に使うリミッター。真空管をモデリングしているモードもあって面白い。

 エキサイターとマキシマイザーを組み合わせれば同じような挙動を得ることもできるが、CPU負荷を節約したいならこっち。

 

・Vintage Tepe

 テープシミュレーション・サチュレーター。浮いてしまっている音を馴染ませたい時や、音に温かみを与えたい(響きを少し膨らませる)時に使う。

 アナログっぽさはあまりなく、あくまでデジタル。でもそれが良い。アナログモデリングだけが正義ではない。

 

以上、14種類のプラグインを搭載しています。これらがAdvanced版なら個別に使用可能というわけです。

 

NeutronよりもOzoneの方がミックス向き

 

正直、NeutronよりもOzoneの方が音楽的でミキシング向きだと個人的には感じています。

Neutronを使用するメリットがあるとすれば、マスキングの検知と処理を含めたミックスをAIが自動でやってくれることと、トランジェントシェイパーがあることくらいでしょうか。

ミックスが本当に苦手ならそちらを入手するのも良いですが、練習に使えるかというと、プラグイン群が少々弱い印象です。AI任せで終わってしまって成長には繋がらなさそう。

Neutronにはイメージャーが入っていないので、トランジェントシェイパーとイメージャーのどちらを取るかで変わってきそうですが、僕はイメージャーをとります。先にご説明した通り、Ozone Advancedのイメージャーは便利すぎるので。

 

実用的なプラグインはOzoneの方が充実していますので、同じAdvancedを買うなら、個人的にはOzoneを強くお勧めしたいです。

 

お得な購入方法

 

Ozone Advancedは5万円超の高級プラグインです。価格に見合った素晴らしい効果が得られるので致し方ないところですが、どうせならお得に購入したいところ。

購入にあたっては少々のコツが要りますので、ここで解説しておきます。

手順はざっくり説明すると以下の通り。

 

1.Elements版(約14,000円相当)を無償配布で入手

2.アップグレード・クロスグレードセールを狙ってAdvanced版をお得に購入

 

Elements版の無償配布がカギです。年に数回実施している印象があります。

フリープラグインではなく無償配布ですから、言うまでもなく立派な有料プラグインです。それを踏み台にしてAdvanced版にアップグレードした方が、単体で通常購入するよりも断然お得になります。

 

そして、当然といえば当然ですが、セールを狙っていきます。

iZotopeは毎月様々なセールを開催してくれていますので、Ozoneのアップグレード、あるいはクロスグレードのセールが開催されたタイミングを狙うのがベストです。

うまくすれば、定価の半額くらいでAdvanced版の入手が可能。DTMerは皆さん、お金ないですからね。ちょっとズルい気もしますが、少しでも節約できるところがあるなら節約するべきです。

 

セールのタイミングを見失わないためには、情報収集をこまめにしておくことが重要です。

情報収集においては、TwitterのiZotope日本版公式アカウントをフォローしておきましょう。

 

Twitter:iZotope日本版公式アカウント(通称:あいぞたん)リンク

 

あいぞたん』の愛称で親しまれている、メーカー公式のアカウントです。中の人は広報の女性の方で、こちらの少々ふざけたフレンドリーシップにもノッてくれる素晴らしい方です。

セール情報を細かく発信してくれるだけでなく、ユーザーからの質問にも真摯に応えてくれるので、フォローしない手などあり得ません。

 

ただ、質問の際はご自身でもよく調べたうえでするようにしましょう。

一時期のあいぞたんはとっても大変そうでした。調べればすぐにわかることばかり問い合わせが集中していましたから。

相手も人間ですから、時間は有限です。システム周りのことで不安になってしまうのはよくわかりますが、自己解決できるものは自身で完結させるべきです。

 

さて、「セールなんて待てない! 今すぐにでも欲しいんだ!」という方は、購入ページリンクを掲載しておきますので、こちらからどうぞ。

 

Ozone 9 Advanced 購入ページはこちら

Ozone 5-8 Standardからのアプグレはこちら!
Ozone 9 Standardからのアプグレはこちら!
Ozone 5-8 Advancedからのアプデはこちら!

Ozone 9 Advanced 旧版Advancedからのアプデはこちら

 

【終わりに】Advanced版は秀逸なバンドル

 

プラグインを追加購入するにあたり、例えばWavesのバンドルなどを購入すると、様々なプラグインをたくさん入手することはできますが、それはストレージを圧迫することにもつながります。

全部を使わないのであれば、それはただの肥やしです。大量の肥やしの中から使うものだけを探すのも大変だし、いちいち整理するのもめんどくさい。

それなら、本当に必要なものだけが揃っているものを買った方が、無駄遣いにもならないしパソコンにも優しくないですか?

 

今回、Ozone Advancedはマスタリングだけでなく、ミックスでも使えるということを、搭載されているプラグインの紹介と併せてご説明いたしました。

つまりこれは、各プラグインを使ってミックスをした後、そのままマスタリングまでできてしまうオールインワンパッケージであることを意味しています。

幸いマスタリングはAIアシスタントが手を貸してくれますので、あなたの楽曲制作をワンランク上のクオリティに持っていくのにとても効果的です。

 

プロにも愛用者が多いOzone Advanced。

ぜひ、皆さんも入手して、活用してみてくださいね!

 

それでは、今回はこの辺で。

また次回の更新でお会いしましょう!

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